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ネガティブ過ぎる彼は.....  作者: 舞姫 琉(まいき りゅう)
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席替えをしよう

まじ陽キャ死ねばいいのにって陰気キャからするとそう思うときが多々ある

「これ以上時間かけると席替え出来なくなるからやるぞー、一応平等にクジでやるからな。」



凄いなみんなすごいやる気だ。

俺も見習いたいところだけど俺なんかはここの席がいいとか俺にそんな事言う権利はないもんな。

ここは運に任せよう。



「よーしじゃ出席番号順に引いていけー。」



引いていっている人はみんながみんな神に祈るかのようにくじを引いてってる。

そして俺の番が来た。



「なんだお前は祈らないのか?」



「俺が神に祈るとかおこがましですからね。」



「はっ?」



「じゃこれで。」



俺はささっとくじを引いてった。

俺がくじを引くのに時間をかけるなんて何様だよって感じだしな。

さてみんなくじを引き終わったらしい

くじには番号が書いており担任が黒板にランダムに番号を書いてその席になるという仕組みだ。移動するまで誰と近くなるか分からないようになっていてかなりドキドキするやり方だ。



「よーし全員引き終わったなじゃこの席の通りに移動しろ。」



そう言うとみんな一斉に移動し始めた。

移動しながら近くの人とどうだったと声を掛け合っている。

俺はどうやら廊下側の一番後ろとなった。

翔平は窓側の後ろだ。

流石翔平まるでラブコメの主人公が座るような所にいるなんて。

そして舞は真ん中列の一番後ろだ。

なんやかんやで俺達三人は近かった。

そう思っていたら翔平が俺の前の人と何か話していた。

舞も俺の隣の人と何やら話していた。

二人と話終えたと思っていたら翔平が俺の前の人と席を交換した。

舞は交換しようとしたが先生に注意され出来なかった。



「剛!席が前後同士宜しくな!」



「あぁ宜しくな。」



そして俺の隣の人は宮崎(みやざき) 早希(さき)と言うらしい。

宮崎さんは前髪で顔が見えにくく眼鏡をかけて髪はあまり手入れしていないのか腰まで伸びていて少しボサボサだ。



「宜しくね宮崎さん。」



俺はそう言うと宮崎さんは軽く会釈するだけだった。



「よーし時間もちょうどいいな。じゃ明日からは普通に授業だから教科書忘れるなよ。」



そう言うとみんな席を立ち仲が良い人で集まったと思ったらみんな翔平の所へ行った。

やはり翔平は男女全員から大人気だな。



「....なぁ頼むよお前しか....誘えるやついないんだよ。」



「だから....は来ねーって諦めろお前ら。」



どうやらみんな翔平ともう一人の人に来てもらいたいらしい。

まぁ俺みたいなやつはささっと帰ろう。

帰ろうとすると舞に話しかけられた。



「あれ剛君もう帰るの?」



「そりゃ勿論。」



俺がそう言うと舞はクスッと笑った。

ありがとございます。



「確かに剛君はそういう子だったね。じゃ私も一緒に帰るよ。」



「おい宮崎ちょっと面貸せよ。」






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