俺の妹は偉大すぎる
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ピピピピッ バッシ!
どうやらもう朝らしいな。
俺の名前は御門 剛
今日から高校二年生だ。
正直に言ってしまえばこのまま寝てたい。
だが今日は始業式
今日から学校が始まるのだ。
それに学校をサボってしまったら俺なんかのために色んな手続きをしてくれた叔父さんなどに申し訳ない。
だから眠い身体を無理やり起こした。
そう言えばそろそろ来るな....。
バタバダバタ コンコン
扉をノックした人物は俺の返事を待たずに扉を開けて俺の部屋に入ってきた。
ノックをした意味はなんだったのだろうか。
まぁそんなノックして返事があるまで入ってきちゃダメなんて事は俺なんがそれを言うのはあまりにもおこがましい。
それにノックするだけでも有り難いと言うものだ。
そして扉を開けた人物は俺を見るなりこう言った。
「なんだ起きてたのねお兄ちゃんだったらささっと着替えて下りてきてよね。」
そう今俺の事をお兄ちゃんと呼んでくれた女神の生まれ変わりと言うべき人物は御門 夏蓮。
妹はこんな俺の事をちゃんと実の兄として呼んでくれているのだ。
俺の妹はマザー・テレサを上回る程の優しさを持っている。
ノーベル平和賞なんかじゃ妹の素晴らしさは伝えきれない。
なんたってこんな俺の事をお兄ちゃんと呼んでくれるのだからな。
「さっきから何考えてニヤニヤしてるの?」
「いや俺の妹は前世は恐らく愛の女神かなんかと思ってな。」
「そ...そう。」
ん?
急にどうしたのだろうか?
なんだか妹の顔が赤くなっている気がするが?
「どうしたのだ妹よ?顔が少し赤いぞ?」
「へっ!?な...何でもない...。」
「?そうかじゃ着替えるから下で待っててな。」
「う...うん。」
どうしたのだろか?
さっきから心あらずという感じだが?
はぁっ!?
まさか俺が前世は愛の女神と言ってしまったのが原因か!?
きっとそうに違いない。
なぜなら俺の妹は愛の女神なんかじゃなくさらにその上の全知全能の神が前世だったのだろう。
だったらあんなに妹が優しいのも納得だ。
全く妹よ。
お前は偉大すぎるぞ。
ホンとに俺の妹なのか?
更新は二日~一週間ぐらいに更新します