年越しそば(二百文字自作自演お題小説)
使ったお題は「年越しそば」です。
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
今日は大晦日。
私のアパートで、恋人の北野一義君、優子、そして幼馴染の赤塚武君の四人で年越しそばを食べた。
実家の母の手打ちなので、凄く美味しい。
北野君と赤塚君がお替わりをしようとした。
すると優子が、
「ダメだよ。年越しそばは一杯だけにしないと、タイムスリップするんだよ」
真顔で止めたので、北野君と赤塚君はキョトンとしていた。
またおかしな本を読んでいるようだ。
ということでした。