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母さん

とりあえず、この日は家に帰った。


母親が心配して学校へ車で迎えに来てくれたが。



母「あんた、自殺未遂したんだってね」


C「え?」


母「その瓶を持って、トイレで気絶してたらしいじゃない」


C「あ…それは違っ」


母「バカなことしないで、私が面倒なのよ」


C「…死のうなんて」



思った。だけど、そんなのしてない。



母「せっかく今まで休んでなかったのに」


母「騒ぎは起こすし、先生たちに家庭ではどのように過ごさせてしていますか、ですって」


母「家庭の問題とでも言いたいのかしら」


母「近所で噂されたら、ゴミも捨てにいけないじゃない」


母「あんたのせいよ」



C「ごめん」



母「謝れば済むと思ってるの?」


C「思ってない」


母「じゃあ、どうしてくれるのよ。人生メチャクチャよ」


C「母さんが話を聞かないから悪いんだよ」


母「なに?もう一度、言ってみなさい」


母さんの目は、鬼のようだった。

すごく…ものすごく、怒っている。


C「…降ろして」


母「出て行ってくれるの?」


C「母さんは子供なんかいらないんでしょ。新しい彼氏と住めばいいんじゃない?」


半泣きになる…負けてたまるか。


母「バカにしてるの?」


C「邪魔なんでしょ?言えばいいのに」




母「待ちなさい!!!!!」




ドアをあけて逃げた。

道のりを知っている、今から知り合いの

家に逃げ込もう。



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