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ゲームでも

でも、ずっとはここにいられない。

15時を過ぎたら家を出よう。


妹さんたちに 迷惑がかかる。


そして僕はゲームを、していた。

連鎖ができなくて 何度も失敗して、

COMに負けている。 とても悔しい。


ゲームでも失敗する。

ゲームでも 負けている。

ゲームでも 悔しくなる。



“「あんた弱すぎ」”



カオル「う…うぅ…」


弱くても許される存在、

弱くても可愛がられる存在に、なりたい。

女の子に…なりたい。


これは逃げだ。

甘えだ、最低だ。

だけど……頑張ったけど これ以上

頑張りたくないんだ、失敗ばかりもう嫌だ。


………15時だ。


出掛けよう。



コンコン


カオル「妹さん」


妹さん「はーいー」


カオル「出掛けるね」


妹さん「ん?行ってらっしゃい」


カオル「また来るね」


妹さん「早くこいよー」



玄関へ向かう。

靴を履いて、深呼吸をした。

少し確認…携帯を見た。



オジサンからだ。



受信メール 1/500

差出人 オジサン

『おはよう、良かったら今日 来てくれないか。無理だったら大丈夫だぞ。』



オジサンから誘うなんて、珍しい。

どうしたんだろう?


今からオジサンの家へ 向かおう。

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