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選択(前編)

凄い更新遅れてすみませんーーーー!フラグでしたね!すみません!

結局僕は気づけなかった。僕の日常が壊れていくことに。

きっと土曜のあれは予兆だったのだろう。だけど僕は見て見ぬふりをしたのだろう。だから僕の日常は、人生は、あの日を境に一転してしまった。

もし僕が選択を変えたらどうなっていたのだろう。世界は、僕の人生はどのように変わったのだろう。それとも変わらなかったのか…今となってはわからないけれど…。それでも僕は…






ショッピングから帰ってきた僕らは真っ先に料理に取り掛かった。

折角だから少し豪華にやろうということで早めに準備することになったからだ。

晴香や愛華先輩は何やら「明日は七夕だし…折角のチャンスだし…」なんたらかんたらと何を狙っているのかボソボソと囁きながら調理をしていた。

そんな中僕と瑛大は皿を出したり、箸を出したりと下準備をしながら話していた。

「なぁ、明日さ、七夕なんだけどよ…俺。突然クラスの女子に告白とかされないかな。」

いや無理だろ。すかさず瑛大のボケにツッコミを入れる。

「ボケでもなんでもないんだけど…まぁ、いい。」

「そもそもなんで七夕に告白とかなんだ?クリスマスとか誕生日とかでもいいじゃんか。」

チッチッチ…と一々ギザに否定してくる瑛大。そんな彼のドヤ顔がうっとおしい。

「七夕は願いが叶うかもしれない日!もしかしたら俺と結ばれたいと思っている子が願いをかなえるために

「ないから安心しなよ。」

「良太ァ…なんでお前は俺にだけはそんな辛辣なんだよぉ…つめてぇよぉ…。同じ「た」を名にもつ親友だろぉ…」

「やめろ、気持ち悪い。そもそもそんなに考えてるならお前から告白しろよ。」

「やだよ、俺今好きな人いねぇもん。なんで告白しなけりゃならないんだ?なぁ? あ、でももしかしたら…」

開き直ったような顔でほざく瑛大。そんなコイツに呆れ無視を決め込んだ。




「お前はいいよなぁ…。お前のことが好きな人もいるし…」





お待たせ-!と軽快に響く声。それと同時に美味しそうな料理が何品も何品も運ばれてくる。

あ、これ瑛大目線。僕は料理を運ぶのを手伝っているので目の前にずっと料理がある状態。

しかしこのままいくと恐らく瑛大は「美味そうな料理!早く全品もってこい!」なんていうに違いない。だから僕は料理を机の上に置いて…

「お!美味そうな料理!早く全品持って

「あ、瑛大。後ろ」

「ん?」

言葉をさえぎり後ろを向かせる。その瞬間時が止まった。さっさとキッチンの方に戻り、よそわれていた料理の前で数秒待つ…そして時が動く。

「うわ!良太!いつからそこにいたの!?」

驚く晴香。まぁ、確かにそりゃそうだ。まるで瞬間移動しているような感じだし、事情が分からなければさっきまで近くにいなかった人が突然真横にいたら驚く。

「いや、運び終わったから次の料理を…

「おい!良太!後ろがなんだ…ってあれ?良太どこ行ったー!?」

机が置いてあるリビングの方から瑛大の声が聞こえる。彼も同じだ。さっきまでいた僕がいなくなっているのだからたいそう驚いただろう。

「あー、キッチンの方に料理とり行ってるよー!」

「そうかぁー!はやく全品もってこいー!冷めぬうちに食べたいからな!」

「はいよー!」

そうひとしきり答えを返すと

「瑛大にも気づかれないって、良太さ、アンタ忍者?」

「ちがうよ。」


料理をひとしきり運び終えて皆で

「いただきます!」

一番最初に手を出したのは瑛大だった。

「うめええええ!やっぱ良太の飯とは違うな!」

「オイコラどういうことだテメェ。」

口に運びながら答える。確かに美味い。僕のより確実に。

「言ってる通りじゃ。お前の飯より美味いんだよ」

ドヤ顔で反論してくる瑛大。くそぉ…事実だからむかつく。

「ま、まぁまぁ、そこらへんにしましょ?」

それを優しく愛華先輩はわざわざなだめてくれた。

「ほっとけばいいんですよ。先輩。いつもコイツらこうなんですから。」

「で、でも喧嘩は~…」

「しょうがない…愛華先輩がいうならばやめてやろう。良太、お前は精々精進することだな。」

な、なんなんだコイツ。なんでそんなに気分がいいんだ。

「フフフ…明日告白されれば…フフフ」

あぁ、なるほど。コイツまだ明日に希望を持っているのか。


盛り上がっている途中突然愛華先輩がこちらに来てぽそりと耳元で

「良太君。この後少し時間いいかな。」

「え?別にいいですけど?」

え、え、もしかして、もしかして、瑛大がさっき言っていた…!七夕告白っすか?!ってんなわけないよね…

今日は7月6日だ。違う…違う…そう平常心を保とうとする。

「あっ…」

「ん?どうした?晴香?」

「あ、いや。なんでもないよ。」

「そう?」

「うん。」


そういっていた彼女の顔にはわずかな悲しみと悔しさが現れたように見えた。

急すぎますが、次から一気に良太の人生が変わります。


もしヨロシケレバ次話も読んでくださると嬉しいです。

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