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変わりつつある日常~2~

翌朝まずは瑛大が起きた。

次に僕、そして同時に晴香と愛華先輩が二回の僕の部屋から降りてきた。

当然朝飯を作るのは俺と晴香。簡単にご飯、味噌汁、卵焼き、納豆で終わらせた。

それを食べ終わると暇を持て余す人間が四人ほど出来上がった。


「なぁ…暇じゃね?」

そんな空気に耐えられなくなった瑛大が先を切る。

「まぁ、そうだねぇ。別段四人ですることなんて少ないしなぁ…ゲームもあれだし。」

実は僕の家にはあまりゲームがない。昔からお金の無駄遣いと考えてしまう感覚と、特になくても支障がないということで今も

それは変わらず、0ではないが持っているゲームは限りなく少ない。

暇なときは基本一人で寝てるか本を読んでいるのでこんな人数で集まるとすることがない。

「じゃぁ何しようか?ある物っていうと…トランプとかすごろくとかしかないけど。」

「お前一人っ子だよな?」

「え、うん。」

「親も出張することが多くて家に基本一人、友達を呼ぶこともないよな?」

「そ、そうだけど、何?」

「一人ですごろくしたりトランプで遊んでんの?」

僕はっ!全力でっ!瑛大のっ!みぞおちをっ!殴った。


そんなことで瑛大が起きるまでほっておいて買い物に出かけることにした僕たち。先ずは晴香が買いたいものがあるということで街のショッピングモールに入ることになった。

そこを出ると次は愛華先輩が新しい服がほしいとのことで服屋に入る。残念ながら僕のファッションセンスはあてにならないとのことで一人ベンチにかけることに。

暫くすると突然後ろから目を見開いた瑛大が出現。どうやら店の中、試着室の中、試着中の愛佳先輩の着替えを透視できないか試してるというのでもう一度沈めようとしたが、

ガードされる。戦闘態勢をとる瑛大と僕…

見極めろ!彼の隙を!とかいうところで二人とも店から出てきたので戯言はおしまい。土曜だからか、人は少し多めにおり、なんか変な目でみられた。


「そういえば僕たちって名前似てません?」

「ん?どういうこと?」

愛佳先輩がかわいらしく首をかしげる。

あぁ、癒されるな畜生め~。

癒されながら「チッ」話をつづけ…舌打ち聞こえた?今。ねぇ、今舌打ち聞こえたよ?


「僕の名前は良太、それに瑛大。た が同じですし、先輩と晴香は、か でつながってるし。」

「本当ね。でもそれが何かあるのかしらぁ?」

何かやけに機嫌が悪そうな晴香が笑顔で迫ってくる。

生物的本能で気づく。あの笑顔の下に潜むは鬼ぞ。


結局買い物を終え、カラオケに行こうという話が浮上したものの(瑛大の案)

「ごめんなさい、お洋服買っちゃったからお金ないの。」

申し訳なさそうに愛華先輩。

「金ないんだから行けるわけないじゃない。アンタだってそんな今お金持ってないでしょ?」

と、少し反抗的な態度を見せる晴香。

まぁ、晴香は音痴ですので。

おや、目の前に靴が飛んでき…


顔に靴の後を残しながら帰宅。我が家に。皆で。

「明日は?」

「日曜日!」

「じゃぁ、どうする!?」

「もう一日止まるっきゃないでしょー!」

とかいう訳の分からないノリでこうなった。明日の日曜も騒がしくなりそうだ。



最後までお読みくださりありがとうございます。安定して更新遅いですが次回こそは…次回こそはきっちり早くあげたいと…!(フラグ)

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