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5 名無しの権兵衛

黒竜です。遅れてスミマセン。

ウチ、見留玲子は現在とても機嫌が悪い。何故なら


「なんで、あんたが居るの!」


「フム、何故と聞かれても幽霊なんて何処にでも居るのではないのかい?少なくとも君達の家族の中では。」


こいつはジョン・ドゥ見た目は50歳位だが幽霊なので関係はない。紺色のスーツを着こなしたダンディーなおじさん。しかし


「あんたみたいな幽霊はそうは居ないでしょ。」


特徴は胡散臭い。ジョン・ドゥ日本語に直せば『名無しの権兵衛』本名である筈か無い。しかも、どうみても日本人なのだ。ジョンは無いだろジョンは。


「……忠告しに着たのだが、どうやら既に関わってしまったようだ。」


「どうゆう事『いや関わってしまったならば仕方がない』最後までしゃべらせろや。」


ジョンのもう一つの特徴、忠告や助言をよくしてくるが、そういう時は必ず何か事件が起きる。


「で、今度は何が起きるの。」


「今回は君は関わるべきではなかった。私の方で処理する問題だった。」


ジョンが出るほどの問題、

ジョンの最後の特徴、とにかく強い。

分類的にはノコシーなのだが(この分類をジョンに説明した時は笑われたが。)札やお経は効かない(痛くは有るらしいが。)し霊力?の玉を飛ばしたりもできる。


「気を付けたほうが良い。見留玲子、お前は問題を引き付けるようだから。当分は君の言う所のウラミーに関わらない方が良い。勿論、あの少年にもだ。」


「ミケならともかく、ジョンもそう言うなら気を付けるよ。」


「そう言えば、あの猫は何処に?」


「知らないわよ。」


「では、私は失礼するよ。あの猫が騒いでも困るからね。」


そう、ミケはジョンを敵視している。

ジョンはそう言って窓から出ていく。


「では、良い眠りを。」


去りがけに、よくもそんなことを


「今、何時だと思っているのよ。」


現在午前三時、ウチが機嫌が悪い理由はジョンの登場とこんな時間に起こされたからだ。


「幽霊だからな。」


「わざとでしょうがー。」


幽霊だからって夜に行動するわけでは無いのだし。


「私は古風な幽霊なのでね。」


そう言ってジョンは去っていった。



新キャラ、ジョン・ドゥはどうでしたか?

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