無断転載対策としてコピーライト表記を推奨する理由~あなたの作品も勝手に動画化される、されているかもしれない~
2026/06/07
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最近、作者の許可を得ず、AI音声字幕動画をYouTubeに投稿している者がいることを知った。
まさかと思うかもしれないが、事実である。
私の作品ではない。しかし、自分の作品が同じように扱われたらと思うと、決して気分の良いものではない。
異世界ファンタジー なろう系 で検索し 20分以上でフィルターをかけると、明らかにレビューとは言えない長時間の動画がヒットする。
サムネイルはAI生成したCG、動画タイトルはいかにもなろう系と思われる長文タイトル。
動画タイトルと概要欄に元となる作品名、作者名の記載は、当然ない。
中には、AIを用いて内容を一部改変していると思われる動画も確認されている。
このような動画が、ものによっては一万回以上再生されている。
少し調べて、作品名がわかったものは、作者様にメッセージを送ってある。(出版社にも)
対応してくれた作者様もいるが、ほとんどの場合、私が確認した範囲では、多くの動画が削除されずに残っていた。
著作者本人でない第三者にできることは限られている。せいぜい作者への連絡やスパム報告くらいだろう。
スパム報告したとしても、YouTube側が対応しなければ意味はない。
無断利用されないように対策しなければいけない。
国際条約上はコピーライトの表記を行わなくても著作権は国際的に保護されるようになっている。
しかし、著作権の所在を明確化して無断利用を防止する目的では、慣習的にコピーライト表記を行うのが望ましい。
あらすじはもちろんのこと、各エピソードの最後に コピーライトや無断転載、無断使用の文言を記載することをお勧めする。
著作権は作品を創作した時点で自動的に発生するため、コピーライト表記がなくても権利が失われることはない。
しかし、あずかり知らぬところで、無断転載、無断使用されるだろう。
コピーライト表記や無断転載禁止の文言が作品内に明記されていれば、投稿者は、その注意書きを認識したうえで無視した、あるいは意図的に取り除いたことになる。
そのため、権利者の意思を知らなかったという言い訳はしにくくなる。
悪質な投稿者に対する抑止効果は一定程度期待できるのではないか。
完全な対策にはならないが、自分の作品を守るためにできることの一つとして、コピーライト表記や無断転載禁止の文言を記載しておく価値はあると思う。
この記事を読んで共感していただけた方は、自分の作品を守るための一手として、コピーライト表記の導入を検討してみてほしい。
作者だけでなく、読者の方にもお願いしたい。もし応援している作品や作者がいるのであれば、コピーライト表記や無断転載禁止の文言を記載することを勧めていただけないだろうか。
一人でも多くの作者が対策を講じるきっかけになればと思う。




