五話う○こダイバー
道場から逃げているとまた運営からお知らせが……
殺しちゃダメなの殺しちゃったし、なんか罰則的なのがあるんでしょう。見るのが怖いので後回しだ。
というか忘れかけてたけどギルドのことをサンタに送っておこう、シトラスの街から出たし。
サキサキ<ギルド作った、フリーWi-Fi勢
サンタ>入るけどなんなんこの名前? それでまたワールドミッションクリアしたやろ?
俺は急いで運営からのお知らせを見る。
マジですか!? 仙人は大魔族、ってなんそれ?
このゲームのことなんも知らんねんけど魔王ってヤバくない? 早まるってまずいことしたのでは?
サキサキ<やらかしたかも
サンタ>やらかしてる、けどそれよりなんで気づいたん?
サキサキ<ミスって倒した
サンタ>それでこそお前や、ほんでギルドホームに俺おるけど来うへん?
ギルドホームというのはそれぞれのギルドが所持する広い土地だ。
というか今の俺う○こまみれやし会うのは……
しかもギルドホームには街からしかワープできないし。
サキサキ<ごめん、今、街の外やから無理
サンタ>わかった、お前は自由にやっとけ
サキサキ<言われなくても自由にやるわ
サンタに自由にやれと言われたので自由にさせてもらおうか。まあまずは着替えたいな、でも街の外にいるから無理なのでう○こまみれなのは我慢するしかないか。
じゃあ攻撃スキル取りに行こうかな? そのためにはレベルをあげないといけない。ミッションのぷよとかいうやつは置いておく。
あーそれで俺のステータスがこれだ。
PN、サキサキ レベル0 所属ギルド、フリーWi-Fi勢
職業、戦闘メイン【冒険者】
生産メイン【見習い錬金術師】
サブ、なし
現在のポイント、0
HP、100
パワー、50
防御力、50
魔法力、50
俊敏、50
う○ち、110
装備カード赤、なし 青、なし 白、なし
自由1、なし 自由2、なし
固有スキル【クソ漏らし】【下痢便】【マーキング】【注目の的】【激臭】【野糞】【う○ち】
メイン職業スキル、なし
サブ職業スキル、なし
生産スキル、なし
特殊スキル、なし
通常スキル【ニオイ耐性】【恥さらし】
なぜかレベルは0だ、大魔族を倒したのに……
なんでだろうか?
魔族を倒してもレベルが上がらないとかかな?
まあそれはいいや。
それで初心者のレベル上げ方法は知っている。
目の前で大量発生してるスライムを倒せばいい。
というかクリスマスイベント仕様になっているのでクリスマスツリーについてる丸いやつ柄のスライムだ、一旦スマホで魔物図鑑を見てみよう。
スマホのカメラモードでスライムを写して──
MN、ぷよ(クリスマス) 推奨レベル-3
体長、1~2m(2mほどのものはでかぷよと呼ぶ)
生息地、平野
特徴、ぶよぷよした球体、びっくりするぐらい弱い、クリスマス仕様
スキル、なし
弱点、全て
ドロップアイテム、クリスマスリース
ぷよ!?
こいつミッションのやつやないか!
ちょうどいいやないか
とりあえずこの斧で倒してみますか。
斧を持って
「「せいやー!!」」
なぜか知らん女の子もぷよに向かって斧を振り下ろした。
でもどうやら俺がぷよを倒したみたいだ。
『クリスマスリース×1を獲得しました』
ドロップアイテムは最後にダメージを与えた人のストレージに自動で入る仕組みだからだ。
というかお前は──
「う○こダイバー!!」「う○こ漏らし!!」
こいつはゲームスタート地点で俺のう○こにダイブしていた可哀想なやつだ。
「私のぷよとった!」
でもこいつの言動を見ると可哀想には思えない。
「とってない! たまたまや」
「金の?」
「ちゃうわーー」
女のくせに下ネタ言うなよ、とりあえずこいつと離れてぷよを倒そう。
「「せいやー!!」」
今度はとられた。
「おい! とるなって!」
「そっちこそ!」
「「むむむむむ!!」」
「こうなったらどっちがぷよを狩れるか勝負や!」
「望むところや!!」
ぷよが落とすクリスマスリースの数で勝負することにした。
『レベルアップしました、ポイントを10獲得しました』
三体目を倒したらレベル1に上がりポイントがたまった。初級攻撃スキルは10ポイントで取れるそうなのでとってみる。
【初級斧術、熟練度1】
とれた、斧しか持ってないからこれでいいよね?
さて、あいつは一匹ずつ地道に狩ることにしたようだ。
だが俺は違う、俺は俺の運ゲーであいつに勝つ。
ぷよが出る場所は決まっているようなのでう○こでマーキングして誘導、それで大量に狩ってやる。
早速ぷよの湧きスポットを発見した、う○こでマーキングする。
またまた発見した、う○こでマーキングした。
そして二つの湧きスポットを繋ぐ。
「……」
なぜか湧かなくなった……
うん、これはやらかした、普通に狩ったほうがよかったな……
運ゲーの敗北だ。
「おーいなにサボってんの~」
あいついらつくな
「絶対に勝つ!!」
ほんなら実力で勝ってやる。
「せいやー!!」
俺にはスキルが足りない、とはいえこいつらじゃ全然レベルが上がらないがそれでいい。
一発逆転のチャンスはまだある。たまにいるでかいぷよを倒せばいいんだ、クリスマスリースをたくさん落とすっぽいし。
湧きスポットを発見した。だが今度はマーキングしない、こいこいでかいぷよ
キターーー!! すっげー運がいい。
「せいやーーー!!」
クリスマスリースを大量に獲得した。でかくても一撃だ。
「よっしゃー!」
これならあいつに勝てるはず!
「「せーのっ、ほい!!」」
俺17個、う○こダイバー19個
「私の勝ち!! うぇーいうぇーい」
こいつめ、頭にきたしお腹にはあれが溜まってきた、いらつくし倒してやる、PKでも別にいいや!
俺はう○こダイバーにケツを向け発射する。
「下痢便シュート」
「うぎゃーーー!! ってうまっ!?」
「え……」
ちょっと待って、俺のう○こをばくばく食べ始めたんだが
「このう○こうまい、もっと食わせて、パーティー組も」
「え……」
「女同士よろしくな」
いや俺男ですけど!?
う○こで胃袋を掴んでしまい、う○こダイバー改めう○こイーターとパーティーを組むことになってしまった。
手に入れたスキル【初級斧術、熟練度1】
食糞系ヒロインはいかがですか?




