四十二話さすが安全丸
どうやらタイトルとあらすじが詐偽っぽいのでサブタイトルとあらすじを変更します、内容は変わらないようですけど。
【新タイトル、明日変更】運値に全振りしたらう○ち出てきた、しかもリセット不可!? このゲームどうやったら普通にプレイできますか? 答、できるわけないやろクソが!! ~運ゲーオンラインは本物の糞ゲーでした~
あらすじはこのあとすぐに変更します
ミソラが山岡さんだと判明した、疑ってはいたけどマジだったとは……
それからミソラとは他のゲームでも遊ぶようになった、もちろんサンタん家でね、これでだいぶ仲良くなったと思う。
それで今日、運オンのメンテナンスが終わるようだ。
時間的にもうまもなくやな、始めようか。
「【運ゲーオンライン起動!!】」
──ただいまメンテナンス中です──
またか、まあタイムラグぐらいあるか。
しばらく待ちましょうか。
俺はスマホを確認する。山岡さんとのチャット欄……
数時間ごとに通知が来る、前はこんなことなかった。
というかう○こスタンプ連打すな!
ってそろそろかな
──ただいまメンテナンス中です──
おい!
もう一度入り直すと入れた。人が多かったのですぐにギルドホームに避難避難
さてと、なにが変わってるんでしょう?
大型アップデートのお知らせ
ハワイアン諸島のバクフー火山が解放されました。
魔法のスクロールが解放されました、それにより新職業スクローラーも解放されます。
一部スキルがバランスを崩しているおそれがありましたので調整させていただきました。
種族、う○虎を大幅に弱体化しました。
一部のバグを修正しました。
ファンタジア王国陣営が三国志イベントで勝利したので、魔王到来イベントはファンタジア王国で行われます。
これからも運ゲーオンラインをよろしくお願いします。
予想通りう○虎弱体化、それと新マップがちょうど行こうとしてるハワイアンか、たぶん行くんやろな
というかスクロールでスクローラーは安直すぎん?
それと運営からプレゼントが来てる。陣営勝利と参加賞のポイントを合わせた150ポイントと陣営MVPの記念置物、キルランのイベント装備カードがもらえた。たぶん俺が一番景品をもらってるんやろな、置物はまたギルドホームに置いとこ。
ポイントはう○値に振ることを決めていたのですぐに使用する、60ポイントしか余らんけど。
『【う○こジェット】スキルを獲得しました』
うん、これ強そう、溜めたう○こをジェット噴射できるらしい、その代わりしばらくう○こが出なくなるそう。ロマン砲みたいな? でもう○こなんよなーー、また後で試しに使ってみよう。
イベントの装備カードは各陣営のキルラン10位まではゴッドレアのカードがランダムでもらえんのか……
ってゴッドレア!?
ミソラがわーわー言うてたけど、この事やったんか約束通り一緒に開封しようか。
ギルドホームの共有スペースにやってくるとすでにみんながいた。
「サキサキーー、おっそーーい」
「ごめんて」
「メンテだけに?」
「ごめんて」
言わすな!
「これからハワイアン諸島に行くんだよね?」
「そうやで」
今回はサンタがいるので無事に到着できるだろう、ランチは知らんけど……
このあと安全丸が出港するらしい、頼むぞ安全丸
「ほんじゃ、揃ったし行こか」
「「「おーー!」」」
「女三人仲いいな」「そうだな」
「男なんやけど」
「え? サキサキ、ミソラいるけど」
「実はすでにバレててん」
「えーー、おもしろくない」
ハルヒに伝えるの忘れてたわ、というか中の人までバレたし、というかそもそも知り合いやったし……というか──
「ぶおーーー!!」
出港の法螺貝が鳴った、今回は無事に着くはずだ。サンタもちゃんと乗ってるし、まあランチはちょっと隔離しといてと
今日はカモメがいっぱい飛んでますね、なんやっけ?
前調べたときにカモメ系のイベントがあったような気がするけどなんやっけ? ってエサやりか、サンタがパンの耳まいてる。でも俺はう○こパウダーしか持ってないし今回はなしやな。
そのとき
「ひゅーーー、ぼとっ……」
ランチの頭にカモメのフンが降ってきた。
うん、これはなかなか嫌なやつだ
「ランチさん、そのフンもらっていいですか?」
「いいよ」
「うっま!」
ミソラがカモメのフンを食べた。ちょっとはう○こ食べんのに躊躇してくれ、う○こなんやから。まあミソラに常識というものはないけれど。
いやーー、今回は無事に目的地のハワイアーンが見えてきた。さすがサンタパワーだ、と思ったらなぜか姿が見えなくなっていたランチからチャットが来た。
ランチ>トビウオ刺さって死に戻りしてしまいました、遅れて向かいます
サキサキ<なんでやねん!
さすがランチとしか言い様がない。運悪すぎやろ、いやそもそもトビウオいた? 俺は一匹も見てないんやけど……
「ランチ脱落か、まあ予想通りやな」
「そんな予想すな!」
「これで男一人か」
「俺もいるがな!」
ランチのことは残念だが、運が悪いので仕方がない、もうこの距離なので無事着いたでいいだろう。
「ねえ、この船止まってない?」
「そうか?」
「確かに全然港が近づかんしな」
そのとき船内にアナウンスが流れた、嫌な予感がする。
「どうも、安全丸の船長です、安全上の理由により燃料を少なめにしていたため燃料が切れて航行が不能になりました。目的地はすぐそこですので泳いでください」
「「「泳いでください!?」」」
「ぶくぶくぶくぶく」
自らの運を信じたかなづちのサンタが沈んでゆく、これだけ運がいいやつでも沈むんやな。
「キューーー!」
うん、イルカがやってきた。さすがサンタ、でも助けてくれるとは限らない。サンタを煽り出したらおもろいな、煽り出さへんかな?
まあ知ってた、サンタはイルカの背に乗ってハワイアン第二の街のハワイアーンのハワイアーンビーチに運ばれていく。アーンアーンうるさい。
「サンタくんいいなーー、私もペット欲しいのに!」
「ウシいるやん」
「だからあいつ家畜やって」
いつミソラはウシに愛着を持つのだろうか? そしたらペットになるのに
「それより二人とも、いつ泳ぐの?」
「「今でしょ」」
変なとこ揃うな!
俺たち三人は海に飛び込んだ。




