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三十話う○チョコ


 やらかしました。俺は自動寝糞スキルのことを忘れてミソラとテントの中で眠ってしまった。なので起きたときには俺とミソラがう○こで埋まっていた。


 でもテントの中はなぜかくっさくない、う○こやのに?

 それでミソラはう○こを食べた、それはいつも通り……


「これう○チョコや、うまいで、ほらほら」


「うわぁーー」


 ミソラに無理やり口の中へう○こを放り込まれた。

 なんなんう○チョコって


「甘い……」


 この味はチョコレートではないか、そやからう○チョコか、うん、これは当たりやな、保存しておこう。



「そういえばサキサキ、バレンタインって誰かにあげたりするん?」


 もうそんな時期か、俺には一切関係ないけどな女子の言いそうなこと言っとこう。


「あーまあ、友達にあげるかな?」


 まああげるわけがない、俺は男ですからね。


「私は本命の人に渡すわ」


「おう、頑張れーー」


 例の俺と似た境遇のやつや、ミソラに本命チョコ渡されるんはちょっと可哀想やな。


「サキサキは本命いいひんの?」


「本命か……」


 山岡さんからチョコか……ないない、絶対にあり得ない。


「サキサキーー、やっぱり本命いるーー、私と一緒に頑張ろ!」


「えーー」


 どっちかと言えばもらう側なんやが……

 いや、もらえると思ったらアカン、よくよく考えろ、もらえるわけないやろ、話もちゃんとしたことないし、チャットさえしてないし……


「それより今日どうする?」


「今日は予定通りハガネトカゲ倒そうや、その前にかつ回収かつ回収」


 俺はう○チョコを回収する、う○こやけどうまいからね


「私も手伝う、それでバレンタインの二日前に一緒にチョコ作り練習しようやーー」


「そうやな、ってう○チョコつまみ食いすんな!」


「どっちみち食べんのに?」


 まああげるけど……






 本来の目的地であるやつらの住みかへやってきた。

 やつらもやつらを狩るプレイヤーもいっぱいいる。

 それじゃあいつも通り図鑑説明



 MN、ハガネトカゲ 推奨レベル35

 体長、1~2m

 生息地、立山など

 特徴、全身を鋼で覆われているトカゲ、硬い

 スキル、【硬化】

 弱点、お腹

 ドロップアイテム、鋼 (レア)



 こいつのレアドロップアイテムである鋼を取りに来た。鋼は武器の素材として重宝され、これで作られた武器がこないだの黒ノ宮隊によるオークションで高値で取引されたらしい、もちろんサンタ情報だ。


 それを獲得しうっほうっほしたいところ、レアドロップという部分は気にしてはならない。


「それでどうやって倒すん? 硬そうやし」


「もちろんう○チートよ」


 俺は丸太ほど大きなう○こクソードを具現化して──


「【ダブルスラッシュ】」


 はい勝利、二体撃破です。


「うん、知ってた」


 そのあとハガネトカゲを倒しまくり俺のレベルは一気に40まで上昇した、経験値効率はいいみたいだ。

 まあ鋼と装備カードは1個も出なかったけどな!!

 はっはっはっはっはー


 ミソラは数体倒したときに暇そうにしてたから俺が倒す前に攻撃させてあげた。そのおかげでミソラもレベル40になったみたい。


「ミソラ、お昼どうする?」


「私はサキサキのう○こ食えるからいいけどサキサキはどうすんの?」


「どうしよっかなーー」


 俺の満腹度ゲージは6割を切っている、結構ピンチだ。

 0になったら継続ダメージが発生して最終的には死亡する、だからそれまでになにかを食べなければならない。


「というかあったわ、う○チョコ」


「あっ、私の分もちょうだい」


「はいはい」


 俺とミソラはう○チョコを一緒に食べることにした。



「そういえばサキサキと二人きりって久しぶりやな」


「今さら? まあそうやけど」


 昨日二人で寝たけど……もちろん手はだしてないぞ

 う○こは出したけど


「それでサキサキ、聞きたかったんやけどサキサキって実はおと「サキサキーーミソラーー」」


 あの三人が合流してきた、ってミソラはなにを聞こうとしたのか、すっごい気になるんやけど……


「また今度二人になったときに聞くわ」


「おう……」


 また今度、それはいつになることやら……


 そのあと全員のレベルが40、それと鋼をそこそこ獲得したので帰還した。もちろんサンタが……






「うぎゃーーー!!」


 もちろん帰りもハッピーに背中をやられた、クソが!!


「うぎゃーーー!!」


 それでランチは落とし穴に落ちてた。

 これがランチの通常運転だそう、ランチには運悪いままでいてほしいな。


 その後、運天に帰還しログアウトした。






 2月12日、俺とミソラとハルヒはギルドホームのテント内に新設されたキッチンで動画を見ながらチョコレート作りをしていた。


「それがしは砂糖多めにするでござる、どば~」


 入れすぎな、素人でもわかるよ。


「どば~」


 ミソラも砂糖をどば~している。


「ちょいストッ! 入れすぎな」


「え? でもそれがしちゃん入れたやん」


「これが失敗例でござる」


「……」


 あーー、やっちゃったねーー


「ミソラ、フルーツポンチにするから大丈夫だよ」


「確かに」


 うん、う○こさえうまくなるし……

 今さらやけどどういう仕組みなんやろ?


「あっ、フルーツチ○ポ」


「あっ……」


「はい勝ち~」


 今回は完全に油断してた。そういえば俺以外に男いなかったわ、絶妙にうざい煽りすんな!



「それでサキサキう○こちょうだい、う○チョコじゃない方」


「う○チョコじゃない方? 嫌がらせ用やったらお断りやで」


 まあ俺は嫌がらせ用作るけどな。


「ちゃうちゃう、自分用」


「自分用のちゃうちゃう?」


「犬は入れんわ、入れるとしても犬のう○こじゃなくてウシのう○こ入れるわ」


 そういえばミソラは牛をテイムしてた、それでその牛のミルクをチョコに投入している、俺のにもね。


「あれ? ミソラの牛の名前なんやっけ?」


「ウ・シ」


「ブ・ヒー」


「豚ちゃうわ!」


 ミソラネーミング適当すぎやろ、そりゃ言われたとしても忘れるわ。


「二人とも溢れてるよ」


「「あっ……」」


「まあ俺は見ながら混ぜても溢れるけどな」


「俺?」


「オ・レ♪︎」


 俺が男なのはバレなかった、ボケをすぐに思い付けてよかった。さて、ガンガンチョコを作るぞー!!






 飛竜を倒した次の日の朝


 ミソラはサキサキがテントでう○こを漏らす前、サキサキのチャイナドレスの前部分をめくってそれを確認していた。


「ち○ち○生えてる……やっぱりサキサキは男か、ということは……」


 ミソラは林で洗濯してもらっていたときからサキサキにとある違和感を感じていた、サキサキがミソラをチラチラ見ながらTシャツで全力で股間を隠していたからだ。


 サキサキは男バレしているのをまだ知らない。

この回の最初時点ですでにバレてたんですよねーー

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