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二十六話可哀想なwaywayさん


「お前なにやってんの!?」


 久兵衛はY字バランスをしながら腕を広げ高速回転している。


「ご主人、う○こパウダーう○こパウダー」


「ほれほれ」


「う○こパウダーベリーうまし、復活!!」


 久兵衛は復活した、ってやられとらんわ!



「あれが君がテイムしたモンスターか……」


「はい……」


 正しくは俺が生み出してしまったモンスターだが……

 そのとき一人の不運なプレイヤーが現れた。


「ぎゅん!」


 プレイヤーは死んだ……すまない、不慮の事故です。

 ってそうやってリスキルしてたんや


「ははっ……ギルドガチ勢は今朝やめたそうだしリスキルはもういいんじゃないか?」


「そうなんですか?」


「ああ、掲示板で敗北宣言してたぞ」


「へーーそうなんですか……」


 あれ? 今死んだプレイヤー意味なかったくね?

 そのときまたさっきの不運なプレイヤーが現れた。


「ぎゅん!」


 また死んだ、可哀想に……じゃなくて


「ストップストップ」




「仕事した仕事した、う○こパウダーう○こパウダー」


「ほれほれ」


「う○こパウダーう○こパウダー」


「ほれほれってえ!?」


 wayさんなにしてんの、顔面にう○こパウダーかけちゃったけど大丈夫?


「げほっげほっ」


 ははっ、粉吸うたらそうなるんよ……なにしてんの?


「げほっ、こんなときはこれを飲めばいいんだ、げろげろ~」


 俺特製の下痢便ジュースだ、今朝ミソラが作ってたやつ……

 一人が買ったとは聞いてたけどあんたかい!


「刺激的な味だ……」


「まあう○この素材の味しかしないですからね……」




 俺たちはしばらく不運なプレイヤーが来るのを待っていたけど来なかった、どうやらログアウトしたようだ。

 本当に不運だ、初心者っぽかったから引退しちゃったかも

 悪いことしたな……


「落ち込まなくていい、よくあることだ、俺が本格的にPKしてたころに比べればマシだ」


「なんですかその世紀末みたいなのは……」


 wayさんにこのゲームのひどい歴史を聞いた。最初のころはPKで無制限にレベル上げができたのでスタート地点で初心者を永遠と狩り続けていたらしい、そのおかげで現在は世界最高の80レベル、もちろんこのバグは解消された ぞ。


「でも敵のレベルが50止まりだからなやることがなくなった上位のやつらはみんな消えてしまった、それで俺が一番になったんだ」


「じゃあwaywayさんはなぜこのゲームを続けてるんですか?」


「俺はこのゲームの歴史を刻みたいんだ、とくに君と一緒にゲームしたい、俺と付き合ってください!」


「!?」


 超絶意味わからんタイミングに告られたんだが

 あと歴史を刻むとは……意味がわからんのだが

 というか俺、男なんだがーーー!!


「ベリーうれしけり、よろしくお願い申しけり~」


「「え?」」


 ちょっと待って……お前じゃない……


「違う、お前に言ってない!」


「え!?」


 いや、今の流れお前じゃないやろ、というかメスなん?

 久兵衛って名前つけたけどメスなん?

 無機物な感じやのにメスなん?



「久兵衛のことじゃない……?」


「お前じゃない」


「う○こパウダーーー!!」


「うぎゃーーー!!」


 死んだ、このゲーム最高レベルのwayさんがワンパンで……復活地点はすぐそこなのですぐに合流した。


「強すぎない? 全ロス防止の装備カード装備しててよかった、うぎゃーーー!!」


 また死んだ、というか……今ので全ロスでは……?


「はははははーー、全ロスした……うぎゃーーー!!」


 死んだ……


「って久兵衛もうやめろ! 戻れ!」






「まさか俺が全ロスするとはな……」


「すいません……」


「う○こ漏らしは悪くないよ……」


 涙目で言われても……


「ああ……」


 装備欄を見て絶望していらっしゃる……


「大丈夫ですか?」


「ああ、もう切り替えた、う○こ漏らしさん、俺はまだまだ弱い、だから修行してくる、それまで待ってて欲しい、じゃあな」


 wayさんはギルドホームへワープしていった。

 切り替え早、俺もそれだけは見習いたい。


「って俺、サキサキなんですけどーーー!!」


 そのツッコミは虚空に響いた。






 運国祭三日目最終日


 昨日と今日は消化試合だった、敵なしだったからね。

 だって上位のギルドで殺し合いが起こりメテオで……

 そゆこと


 今は狐のお面を被った人たちがう○こまみれの街中を行進している。どうやら運国を建国した運狐(う○こ)を楽しませるための祭りらしい。知らなかった


 って名前よ……


 それで俺はその狐のお面を被ってう○こばら蒔いてPKしてたんやな、よくよく考えるとやべーな、まあゲームやから許される?



 色々あったイベントが終了した。



 そして今回のイベントの報酬が確定した。最高報酬の200ポイントだ。みんなとハイタッチした、パイタッチちゃうぞ!


「ほんでガチ勢どこいったん?」


「途中でやめたっぽい」


「まあそりゃそうか」


 なんともすっきりはしないが俺たちの勝利だ。

 もちろん俺のお腹はすっきりしている、さっき出したし






 我らがギルドホーム共有スペースへ打ち上げにやってきた。さすがにまだテントだ、あとう○こを打ち上げる会じゃないぞ!


「ほんじゃ乾杯しますか! 酒は飲めへんけど」


「そうやな、酒は飲めへんけど」


「お酒は飲めないけど」


「飲めへんけどな」


「う○こパウダーう○こパウダー」


 俺ら全員未成年だからね、なんか変なん混じってたけど


「「「カンパーイ」」」


 もちろん俺らはフルーツポンチ、って在庫処理のため下痢便ジュース飲んでるやつとう○こパウダーのやつがいるけども……



「サキサキ、昨日のデートどうやったん? 教えてやーー!」


「私も気になる」


 昨日今日は忙しくて話すことがなかった。今朝もよく売れそうなう○こ粘土でちゃったしな……

 実際売れたらしい、う○こやのに


「デートは無茶苦茶やった、プランも考えとらんしありゃないわ」


「ほんでなにしたん?」


「すれ違ったりすれ違ったりう○こしたり」


「「「あーー」」」


 なんやこの空気、お祝い事やのに、誰か空気変えろ!


「一発ギャグしまーす」


 おう久兵衛……俺に気を遣って


「waywayのモノマネ、全ロスしたーー! うぎゃーーー!!」


「「「……」」」


 滑った、可哀想wayさん……


 そのとき運営からお知らせが、このあと緊急メンテナンス? 期間が……未定!?

次回予告、新スキルう○こ○○○○、新メンバー加入

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