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二十四話襲撃とラッキーイベント


 運国祭一日目昼


 俺とミソラは偵察へ一等地の噴水広場へやってきていた。ギルドガチ勢の店は大繁盛している様子だ。


「ホンマにやらなアカン?」


「うん、こんだけ人いてたらさすがにやらんとな……」


「う○こ?」


「ちゃうわーー!」


 俺たちが今からするのは襲撃だ。屋台を物理的に破壊する、しかしこれは完全に犯罪行為、だがやらずに一等地のあいつらに二等地の俺らが勝つのは難しい、というか無理であり不可能でありう○こなのだ。


 サンタはなぜそんなんに勝負挑んだんや? なに考えてたんやろう、あいつは?


 で! とにかく俺たちには、やるという選択肢しかないのだ。




「サキサキ、あと30分後に始まるらしい」


「じゃあそれまでちょい待つか」


 襲撃のタイミングは重要だ。今はギルドガチ勢の主力がみんな屋台周りにいるので襲撃しても返り討ちされるだろう。


 だがこのあと黒ノ宮隊による武器オークションが開催されるのでその時間を狙う、黒ノ宮隊作成の武器はすごいらしいし例外なくみんな行くはずだからね、サンタも行くそうだ。


 それでハルヒと破壊神久兵衛に屋台を守ってもらっている、襲撃の後は確実に報復が来るからね。

 ハルヒはすごい新装備をゲットしたそうやしサンタによると大丈夫とのこと、まあ久兵衛が強いしどうにでもなるだろうけど。


 そのあと久兵衛による無差別リスキルが行われる予定だ。あーそうそう、これはway案やからな! 普通こんなこと思い付かんからな! 間違えてもな!






「それでこの間なにする?」


「そうやなーー、とりあえずお面買わんとなーー」


 そう、顔丸出しで襲撃するのはいかがと思うので顔を隠す用のお面が必要なのだ。まあ俺の場合ケツは丸出しやけどな、リアル顔隠して尻隠さず


「でもこのお面なんなんやろな?」


 運国祭の会場のNPCの店では狐のお面が売られている。


「さあ? とりあえず買うで、すいませーん」


 白い狐のお面を購入した、これで準備オーケーだ。






「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」


「「「うぎゃーーー!!」」」


 人が少なくなってきたのでギルドガチ勢の屋台やその周りにう○こを撒いていく、もちろんお客さんも巻き添えだ。ごめんね


「おい! てめーなにしとんじゃ!」


「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」


 エースの顔に俺の下痢便が命中した。


「お前、なにしとんじゃごらーー!!」


 キレたエースはでっかい鉄槌を持って俺に向かってとんできた。


 だが相手が悪い


「せいやーー!」


「うがっ!!」


 俺の下痢便には斧を持ったミソラが隠れていたのだ。

 ふきとんだエースのHPは尽き消滅した、どうやら防御無振りだったようだ、紙だ。


 そのとき運悪く空からメテオが降ってきた、あれは避けることができない。


「どかーーーん!!」


 ギルドガチ勢の屋台もろとも地面がふっとんだ。






「ふぅーー、これでなんとか一時しのぎはできたな」


「メテオ来たときホンマびびったわ」


 まあメテオは街の中やとギルドホームに逃げれるからどうってことないんやけどな。






「キャーーー!! ひったくりよーー捕まえてーーー!!」


 ギルドガチ勢からの報復に対処するため急いで自分たちの屋台へ戻ろうとしていると、運よく後ろのほうでひったくりイベントが発生した。ひったくり犯はこちらへ向かって来るようだ。ラッキー


 このイベントをクリアすると店の売り上げが上がるらしい。ってどんなイベントやねん!


「サキサキーー!」


「了解、ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」


 俺はすぐに下痢便をばら蒔いた。

 あとは途中で誰も捕まえないことを祈るのみ


「ってなにあの動き!?」


 ひったくりの犯人はプレイヤーたちの攻撃を難なく避けていく、これはかなり手強いぞ。


「かなり手強いっすねーー」


 たまたま近くを通りかかった黒ノ宮隊のたぶん副リーダーのlayさんは巨大な斧で街を破壊してるだけ……ってなにしてんすか、もっと小さい武器を使おうや


 犯人と俺のう○こ地帯まで残る距離は7メートルほど、ミソラがう○この中に入って待ち構えているが確実性がない、これは運ゲーだ。


 いや、まだ確実性を高める動きが必要だ。

 俺が今できることを考える。


 ひらめいたぜ、俺の運ゲー

 いや正攻法で捕まえてやるぜ!!






「せいやーー!」


「!?」


 ひったくり犯はミソラの攻撃を避けた。だがまだ大丈夫だ

 俺はすぐにマーキングスキルを発動

 さらに注目の的発動した。たぶんこれが正攻法だ。




 犯人は俺に向かってくる、やはり俺の予想は正しかったようだ。

 俺はすぐにケツ部分をめくり下痢便シュート


「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」


 まあ効いてないのでミソラに任せることにする。

 俺は魔族にスライディング


 ヒット!


「「うがっ」」


 こけた先にはミソラが、もう避けられないぞ

 それより頭痛い……


「せいやーー!」


「うぎゃーーー!!」


 魔族は死んだ、ついでにカバンも取り返した。






「サキサキ大丈夫?」


「大丈夫っすか?」


「大丈夫です……」


 スライディング下手すぎて頭打ったからな……

 layさんにもらったポーションをごくごくしてるとひったくらればあさんがやってきた。


「ありがとうねぇ……あなたたちのギルドを教えて頂戴」


「名乗るほどのギルドじゃありません、ってのは嘘でフリーWi-Fi勢です」


「わかったよぉーー、宣伝しておくからたっぷり商品を用意しておいてねぇーー」


 ひったくらればあさんは去っていった。これで勝ち筋が見えた、やっぱり頼るべきは運ゲーやな。



「さすがサキサキ、まさか犯人が魔族やとは思わんかったわ……」


「まあ、これまでの経験が生きただけよ」


 ミスで魔族を倒した経験……


「さすがう○こ漏らしっすね」


「サキサキなんですけど!」


「まあいいじゃないっすか、じゃあまたっす」



 layさんは去っていった、なにがしたかったんや?

 ってポーション代……


「それより店が危ない!」


「せやった!」


 襲撃の後には報復がくるから、一応増援として行かないと






「せいやーー!」


 やはり報復に来てたか、でも、ハルヒが倒してたわ……


 ハルヒの手には巨大な中華包丁とでかめの鍋のフタ

 そして消えていくエースと彼のギルドのメンバーたち……


「勝ったよ!」


「「ハルヒつえーー」」


 だがしかしまだ売り上げでは負けているし商品がない!

 大ピンチだ、どうするサキサキ、え?デートする?

 いいや、運ゲーだ!!

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