二十三話運国祭一日目う○こバレる
運国祭一日目、早朝から街は大忙しだ。
主にプレイヤー同士の殴り合い殺しあいでね……
うーん、ここはどこの世紀末かな?
まあこうなってる理由は運国祭開催中に警察組織が休みだからだ。これ平和的なイベントじゃなかったんですか?
ねえ、運営さん!!
まあそんなことは置いといて俺たちは出店の準備をしている。俺のう○こで作ったフルーツポンチを売るらしい、原価が安いからね……(タダ)
「やあう○こ漏らし、久しぶり」
黒ノ宮隊のリーダーが話しかけてきた。俺の名前う○こ漏らしじゃないんすけど……あいつ、やっぱり言わなかったんか
「黒ノ宮隊のwaywayさん!?」
リーダーそんな名前やったんや
「えっと君はう○こ漏らしのなんだ?」
「親友のサンタです」
「うぎゃーーー!! う○こ漏らしに彼氏がぁーーー!!」
wayさんは街のほうへ走っていった。
あーーサンタが引いてる、というか伝えとかんとな
「あの人俺が女やと思ってんねん」
「そうなんや……」
あれ? ちょっと待って……
「う○こ漏らし……?」
「スタート地点でう○こ漏らしたんお前やろ? 映像見たし」
「うぎゃーーー!!」
サンタはすでに知ってたんかよーーー!!
ってwayさんが戻ってきた。
「親友? 親友ってことはもしかして彼氏じゃない?」
「違いますよ」
「やったーー! う○こ漏らしさん、運国祭でデートしませんか?」
どんな流れで聞いとんねん……ってなんでや!?
「お断りします!」
「おんぎゃーーー!!」
waywayさんは叫びながら帰っていった。
さてと、あんなのは放置して準備しないと、って買い出しと偵察に行ってくれていたミソラが戻ってきた。
「はい、紙皿500枚とフルーツ類」
「サキサキ、在庫切れたから足して」
「はいはい」
俺はケツ部分をめくりぶりぶりっと
「え……お前なにしてんの?」
「う○こやけどなにか?」
「それ寸胴やけど……」
「あーーフルーツポンチの材料う○こやねん」
「えっ……」
「毎日出してるフルーツポンチはサキサキのう○こ入りだよ」
「うぎゃーーー!!」
サンタは頭を抱えた、ちょっと刺激が強かったかな?
「でもゲームやぞ」
「ま、まあ……ゲームでよかった……」
いいんかい……まあ俺もそれで納得してんねんけどな
そのとき赤髪の柄の悪そうな男がやってきた、なんや?
「おい! ここにサンタがいるはずやけどどこおんねや?」
サンタと俺は咄嗟に隠れた。ああいうのにはゲームであっても近づきたくない、ってサンタの知り合い?
まあ発売日勢やから知り合いぐらいいるか
「どうしましたか? まだオープン前ですよ……」
ハルヒが対応してくれている、そのうちにあいつとの関係を聞こう。
「あれ知り合い?」
「前のギルドのメンバー、俺が作ったギルド乗っ取ったやつ」
「なんそれ、聞いてへんぞ」
「聞かれんかったから言ってないだけ」
そのとき
「ガシャーーーン!!」
赤髪の男が寸胴の中のフルーツポンチを地面にばら蒔いた、それはハルヒが作ったやつやのに、許せない。
「よしっ、これで大丈夫や」
「おい待てや……」
サンタが男の前に出た、その声は震えている。
「おいおいサンタいるやないか、何食いもん以外のもん鍋に入れとんじゃ!」
「そんなことよりハルヒに謝れ!!」
「そんなことより? その食いもん食ったやつが体調崩したらどないすんねん!」
俺も赤髪の前に出た。
「まあまあまあまあ、落ち着いてください」
「俺は落ち着いてる」
この赤髪はまともな事を言っている気がする、どちらかと言えばサンタが興奮状態やな、そしてそれを見るミソラとハルヒはポカーンとしている。
というかサンタ、お前手足ガックガクやぞ!
「エース! 今日からの三日間の売り上げで勝負だ、俺らが勝ったらギルドガチ勢は解散してもらう!」
「ちょっ、サンタ!」
サンタは怒りで我を忘れているようだ。
「わかった、いいだろう、負けたらお前のギルドが解散な、正々堂々と勝負だ」
「えーー」
勝負が決定してしまった。
「この店のフルーツポンチの原材料う○こやぞーーー!!」
って全然正々堂々じゃない!?
「ねえ、そこのフルーツポンチ屋さんのフルーツポンチ、原材料がう○こなんだってーー」
「それはやーねぇ、別のお店にしましょうか」
「そうしましょう」
NPCのおばさん達は去っていった。
「「「……」」」
朝に原材料がう○こなのが赤髪のエースに暴露され、すぐに情報が拡散された、それによってうちの店を皆がスルーし現在の売上はゼロである。
「みんなごめん、俺のせいで……」
「まあそうやけどとにかく、どうするか考えるぞ、まだ時間はある」
まだ初日のお昼だ、運国祭は三日目のお昼まである。
丸二日間あるんや、それで今はフルーツポンチを食べてブレイクタイム、もちろん原材料はう○こだ。
「でもどうすんの? フルーツポンチダメやし」
「うーん」
「おい、う○こ漏らし」
そのときwayさんがやってきた。
「どうしましたか?」
「そのフルーツポンチを買わせてほしい」
「「「へ?」」」
なに言ってんだこの人、原材料俺のう○こやぞ
あっ、そういうことか、別の意味のう○チート……
「ありがとうございます」
「いやいや、例には及ばない」
なんかすっげー嬉しそうなんだが、でも俺だけすんごい複雑な気持ちや……
「それよりギルドガチ勢と売り上げの勝負だって?」
「はい」
エース率いるギルド、ガチ勢はその名の通りガチ勢
ではなく名前だけガチ勢の上位層寄りのギルドだ。
「俺に出来ることがあるなら手伝わせてほしい、アドバイスしかできないけどね」
「よろしくお願いします」
「でも条件がある」
うわーー、なんか嫌な予感がする……
「う○こ漏らしとデートがしたい」
予想通りすぎて糞なんだが、まあ俺が身を売るだけでトップのアドバイスをもらえるならやるっきゃない、ギルド解散は絶対に嫌やしな、また作るんめんどいし
「わかりました、デートします、その代わりちゃんと教えてくださいね」
「いいのか?」
俺は頷いた。
「ならば秘策を教えよう──」
wayさんの秘策は残酷で人間の心がないものだったが確かに勝てそうだ、無茶苦茶犯罪やけど。
「ありがとうございました」
「それでいつデートする? 明日? それとも明日?」
「わかりました、明日で」
「わかった、明日迎えに来る、それまでに頑張るんだぞ」
「さよーならー」
wayさんは帰っていった、明日か……頑張ろ……
「サキサキ、作戦会議しよ!」
「うし、やるぞ」
俺たちは必ず勝つ、やり方は糞やけど!!
wayさんは説明類が下手くそすぎて基本伝わらないが嫌がらせの話だけはわかりやすくて伝わる、という設定




