こ、この笑い声はまさかっ!!?
スティア「うわぁぁぁああああああぁぁぁぁぁぁああああああんっっっ!!!? リィンと一緒に入ってるセラフィストたちが、うらやましぃぃぃいいいいいいいいいいいいっっっ!!!?」
青空鰹「スティアさんが、ざまぁの状態ですね。いつものこと、いつものこと」(笑)
スティア「それになによもぉ〜!! セラフィストだけじゃなくて、メディーラとリーザまでリィンちゃんの身体をイヤらしく見て堪能してるじゃないっ!!」
青空鰹「えっ!? そんなスティアさんみたいなイヤらしい目で、リィンさんを見てないと思いますよ」
スティア「いいえ、表情に出してないけど絶対イヤらしい目で私のリィンちゃんを見つめているわ! 私にはわかるものっ!!」
青空鰹「私にはそう見えないんですけどぉ〜・・・・・・」(ボソッ)
スティア「きっと心の中では、お風呂で見たリィンちゃんの身体を脳内保存したあとに、ベッドの中で思い出して楽しむんだわ!
・・・・・・ハッ!? まさかあの子たち、お風呂から上がったあとにリィンちゃんをベッドに引き込んでから4人で[ピィーーーーーーーーーーーーッッッ!!!?]するんでしょうっ!! 違うの?」
青空鰹「アンタはそのイヤらしい想像で詰まった頭をなんとかせいっ!! あと鼻血も拭いてくださいっ!!!」
「シクシクシクシク・・・・・・」
あんなことされたら、リィンはもうお嫁に行けないよぉ〜。
リィンは湯船の中でそう思いながら顔を両手で覆いながら泣いている。
「リィン・・・・・・気にしなくても大丈夫だと思うよ」
「そうよ! アナタまだ子供なんだから、大人に身体を洗われるのは普通のことよ」
普通ならね。そう、普通なら。
「リィンはこうなる前は普通の高校生だったの、グスッ!? ・・・・・・だから自分の身体を洗うの、一人で出来るもん。うにゅ〜〜〜・・・・・・・」
「リィン様」
セラがそう言いながらリィンを抱き寄せてきた上に、後ろから抱きついてきた。
「うみゅ〜、セラァ〜〜〜」
「先ほどはすみませんでしたリィン様。少々お戯れが過ぎました」
「うぅ〜・・・・・・」
「これからは気をつけるようにするので、どうか許してください」
それって、もうあんなことをしないってことで理解していいんだよね?
「うん、なら許すよ」
「リィン様の寛大なる心に感謝します」
えっ!? 寛大なる心。って、そこまで言うほど悪いことしてないじゃん。ただちょっとだけ、いたずらが過ぎただけでしょ?
「コンッ!」
ん? 見て見て、リィン! って、なにかあったのイットウくん?
「ってぇ、ぉぉぉおおおおおおっ!!?」
イ、イットウくんが泳いでいるっ!!
「イットウくん泳げたの!?」
お風呂の水をパシャパシャと音を立てながら泳いでいるのだ! まぁ、余裕がないのか、ちょっと必死そうな表情をしているけど。
「コンッ!」
ち、違うよ・・・・・・い、いま、ハァ、ハァ、覚えたん、だよ! って言ってくる。しかしこのようすだと、ちょっと危なかっしい感じがあるので休憩させた方がよさそう。
「スゴいよイットウくん! じゃあ、泳いでこっちににきて!」
「コンッ!」
イットウくんは はーい! と返事をすると、 こっちに向かってパチャパチャと水音を立てながら泳ぎだした。リィンはその姿を 頑張って、イットウくん! と思いながら見守る。
「ヘッ! ヘッ! ヘッ!」
もう少し・・・・・・あともう少しだよ、がんばれイットウくん!
「ヘッ! ヘッ! ヘッ! ヘッ! ・・・・・・コンッ!!」
イットウくんが、 着いた! と言うのと同時に身体を掴んで抱きしめてあげる。
「がんばったね、イットウくん! よしよし!」
そう言いながら頭をなでてあげると、気持ちいいのか目を細めて キュゥ〜ン。 と鳴く。ちなみになんて言ってるのかと言うと、 えへへ〜。 と笑って喜んでるだけ。
バァァァアアアアアアンッッッ!!!!?
「ッ!? な、なに?」
急にドアが開くなんて、どういうこと?
「フッフッフッフッフッフッ!? ア〜ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!?」
「こ、この笑い声はまさかっ!!?」
「アイルビィィィイイイイイイ・・・・・・バァ、ウゥエホッ!? ゲホッ!? ゲホッ!? ゴホッ!?」
あ、肝心なところで咽せた。
「ねぇ様・・・・・・セリフはちゃんと言わないとダメ・・・・・・ネタ発言が締まらない」
「って言うかなんでワイヤーでグルグル巻きにした筈なのに、ここに居るんですかっ!?」
うん、リィンも同じことを思った。
「フッフッフッフッフッ!! なんでここに居るんですか? だって? その答えは! ・・・・・・その答えはぁぁぁああああああっっっ!!?」
溜めすぎだよ、お姉ちゃん。
「トイレに行きたい言うからウチがワイヤーを解いてしもうたんや、スマンヘン」
「ちょっとぉ!? 私のセリフを奪わないでよぉっ!!?」
「イズナ様、なぜここにいらっしゃるのですか?」
「ウチも仕事が終わったからこっちに顔を出しにきたんや。そしたらスティアはんがワイヤーでグルグル巻きにされてはったんや。
見たときに思ったで、 コイツ、またやらかしたんやな。 って」
ああ、一眼見て勘づかれてたんですね。って言うかさ、イズナ様はどうやって家に入ってきたの?
「スペアキーを作っといたんや」
「「「「いつの間にっ!?」」」」
「まぁイズナ様でしたら構いません」
いやいやいやいや、イズナさんは住人じゃないからダメだよ! 住居侵入だよっ!!?
「でさっきの話しの続きやけど、ウチを見つけたスティアはんはウチに、 トイレ行きたいから解いてぇぇぇええええええっっっ!!!? って言うから解いてやったんや。
解けた瞬間に、 フハハハハッ!? バカめ引っかかったたなぁぁぁああああああーーーーーーっ!!? て言うてダッシュで走り出したんや。追ってみたら今の現状や。正直スマンかった」
「ああ・・・・・・なるほど」
イズナさんが故意にやったことじゃないから責められないよね。
「オーッホッホッホッホッホッホッ!!? さぁリィンちゃん! 私が隅々まで身体を洗ってあげるから、湯船から出ておいでぇ〜っ!!」
「スティア様、その必要はありません。私がリィン様の身体を洗いましたから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え? なんだって?」
「ですから、私がリィン様の身体についていた汚れを洗い落としたので、もう洗う必要はございませんよ」
「なぁぁぁああああああにいいいいいいいいいいいいいっっっっっっ!!!!?」
たかがリィンと一緒に入れなかっただけで、お姉ちゃんはこの世の終わりが遂にきてしまったかのような顔をしている。
「あと私たちはお風呂から出るので、どうぞゆっくりお風呂に入ってください」
「ッ!? じゃっ、じゃあ私がリィンのお身体をフキフキするからぁ! だからこっちにきなさい!!」
「ハァ〜〜〜・・・・・・」
セラは深くため息を吐くと、リィンをイットウくんごと持ち上げて脱衣所へ向かう。
「ウッフッフッフッフッフッ!? セラフィストも自分の立場というものを理解したようね。ってあれ?」
女神スティアがそう言うのも無理はない。なぜならセラはスティアの脇を通り過ぎてから、リィンを床へと下ろしたのだから。
「さぁリィン様、濡れた身体をバスタオルで拭きましょうね」
「・・・・・・うん」
また嫌がったら、さっきのようになるのが目に見えてる。だから素直に従ってよう。
「ちょっとセラフィストッ!! なんで私を無視してリィンちゃん身体を拭いているのよっ!?」
「私の役目はリィン様のお世話です。なので身体を拭いたり着替えのお手伝いをするのは当たり前のことです」
うん・・・・・・お手伝いどころかセラが一人で全部やってくれてるよね。あ、このバスタオルフワフワで気持ちいい。
「お着替えの手伝いする。ってまさかアナタ、私のリィンちゃんお着替えを!?」
「はい、リィン様のお洋服のお着替えを私がやってましたが・・・・・・なにか問題でもありましたか?」
「問題ありすぎよぉっ!!? よくも私のリィンちゃんを汚してくれたわねっ!! この場でアナタを・・・・・・」
「時よ。時空を捻じ曲げ遅れよ! 第五の禁呪!【遅刻の陣】!!」
イズナさんがそう詠唱すると、イズナさんの目の前に魔法陣みたいなものが現れた。そしてお姉ちゃんに向かって飛んで行き、ぶつかった瞬間にお姉ちゃんの身体に紫色の薄い膜に覆われる。
「なああああああああああああ〜〜〜〜〜〜・・・・・・」
お姉ちゃんの動きがものすごく遅くなっているっ!? なんで?
「【遅刻の陣】は、相手のスピードをかなり遅くさせる呪術」
「かなり遅くさせる呪術? それってもしかしてポケ◯ンで言うところの、素早さがガクッと下がった。って理解すれば大丈夫?」
「ん〜ん、ガクッと下がったどころじゃない・・・・・・いまのねぇ様を見ていてわかると思うけど・・・・・・動きをものすごく遅くされる」
た、たしかに・・・・・・いまだに、 ああああああ〜〜〜・・・・・・。 から次の言葉を言ってないし
、ポーズもあまり変わってない。
「そして禁術に指定になっている呪術や」
えっ!? き、禁呪指定!!
「禁呪って使ったらアカンもんやけど、ウチは女神やから免除や」
「め、免除ですか」
「そんなことよりも、リィンはんは着替えた方がええで」
まぁ・・・・・・うん、その通りだね。
「私たちの方でイットウくんの身体を拭くから、こっちに渡して」
そういえばイットウくんを抱いたままだったね。
「はい、メディーラさん。イットウくん、身体を拭かれている間はおとなしくしててね」
「コンッ!」
イットウくんは、 はーい! と元気よく返事をした。
「リィン様、お身体の方も拭くので両手を横へ広げてください」
「あ、はい」
リィンはセラに逆らえないので素直に指示に従うのだった。
「にいいいいいいいいいいいい〜〜〜〜〜〜・・・・・・・」
あ! やっと言葉が変わった。 とセラに身体を拭かれながら、そう思っていた。
スティア「どぉぉぉおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜・・・・・・」
青空鰹「え? なんですかスティアさん?」
スティア「おおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜・・・・・・」
青空鰹「お? え、なに? なにが言いたいんですか?」
スティア「おおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・」
青空鰹「お〜・・・・・・って、ずっと言ってたら意味ないですよ! 早く言わないと尺がなくなっちゃいますよ!! スティアさんの数少ない出番が終わっちゃいますよ! 早く喋ってください!!」
スティア「おおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・」
青空鰹「・・・・・・あ、ダメだ。間に合わない。こんだけ遅いんならスティアさんの顔にイタズラ書きしちゃおう。水性ペンで書くだけだから、ちゃんと洗えば落とせるよね?」(ニヤリ)




