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気のせい・・・・・・じゃないよね?

青空鰹「スティアさぁーん!」


スティア「・・・・・・・・・・・・」


青空鰹「おーい、スティアさん! 返事してください! もう始まってますよ!」


スティア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


青空鰹「ダメだ返事がない・・・・・・まるで徹夜仕事した人みたいな放心状態になっている」


スティア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


青空鰹「どうしてこうなったんだろうなぁ」

食事を終えたリィンはセラにお片付けを任せてイットウくんと遊ぼうと思ってたんだけれども、メディーラさんたちに捕まってしまった為、ただいま二人のオモチャ状態になってしまってる。


「さすがあのロリコンお姉様が作っただけあって、本当にカワイイわ・・・・・・うりうり〜」


メディーラさんは頬をピッタリ付けてきてしつこく顔を擦り付けくるけど、なぜだかイヤと言うような感じがしない。むしろ嬉しいって感じちゃうのは・・・・・・リィンが子供だからかなぁ?

そして向かい側ではリーザさんにお腹をモフモフされているイットウくんが居て、なぜか嬉しいのか気持ちいいのか、あるいは恥ずかしいのかウネウネと身をよじっている。


「キュゥーン、キュゥーン!」


「ふかふかで暖かい手触りも良い・・・・・・しかも萌えるから良い」


「キュゥーンッ!」


「ん・・・・・・ここが良いのかな? ・・・・・・スリスリ」


「キュッ!? キュゥ〜〜〜〜〜〜ンッ!!」


ああ・・・・・・イットウくんが そ、そこはダメェェェエエエエエエッ!!? っていう風に悶えてるちゃってるよ・・・・・・ご愁傷様。


「ところでリィンちゃん、練金の方はもうチャレンジしてみたの?」


「あっ、はい! 昨日からポーションを作ってます!」


「そうなの。で、結果はどうだったのかしら?」


「う〜〜〜ん・・・・・・ポーションを作ったんですけど、スキルが低いせいか成功率が低いんですよね」


「ふ〜ん、なるほど。お姉様はステータスとスキルを上昇させなかったのね。まぁ・・・・・・お姉様のことだから 私より優秀な妹はいらないのっ!! ってことで上げなかったんだと思うけど」


その理由がそうならお姉ちゃんを怒りたいんですけどぉ・・・・・・一回聞いてみようかな?


「もっと、ポーションを製作する数をこなして行けばスキルレベルを早く上げられますかね?」


「う〜〜〜ん、それも一つの方法だけども・・・・・・ワンランク上のアイテムを製作にチャレンジするのも一つの手ね」


「ワンランク上のアイテムの製作にチャレンジ?」


ポーション製作すらままならない状態なのに、一つ上のアイテムを製作するの絶対無理な気がするような気がする。


「作れるわけがない。 って言いたそうね。でも、失敗なら失敗で構わないのよ」


「失敗なら失敗で構わない。じゃないですよ。そんなことしたら素材が勿体ないじゃないですか」


錬金術失敗なんてことしたら経験値どころかお金の収入源が無駄になっちゃうし・・・・・・。


「ん・・・・・・メディーラ、話省略しすぎ・・・・・・・リィンちゃんが理解出来てない」


「・・・・・・リーザの言う通りね。リィンちゃん。失敗しても良いって言うのはね。得られる経験値が関係しているのよ」


「・・・・・・どう言うこと?」


「例えばそうね。ポーションを製作して100ポイント得られるとしましょう。その製作に失敗したらどれぐらいの経験値をもらえると思いますか?」


えっ!? 失敗しても経験値貰えるの? あ! でも所詮は失敗は失敗だから10パーセントぐらいかな?


「10ポイント」


「残念、正解は40ポイントも貰えるのよ」


「40ポイントっ!? さっ、さすがに多くないですか?」


「ん・・・・・・この世界を設定するときに・・・・・・失敗したアイテムは成功したときの40%の経験値を得られる。って決めたから」


「へぇー・・・・・・」


「でも、この世界を作った人たちはこう言ってた・・・・・・40パーセントはさすがに多かったわぁ〜! でもまぁ、私からサービスってことにしとけば良いよね! テヘペロ☆ ・・・・・・って」


えぇ〜〜〜・・・・・・最後の テヘペロ☆ って一体なんなの?


「まぁそう言うことだから・・・・・・ポーション以外のアイテムもチャレンジしてみれば?」


「う〜〜〜ん・・・・・・素材がないから無理だと思うよ。第一にポーションと解毒薬のレシピ以外は知らないし」


「リィンちゃんはまだ気がついてなかったのね」


「気がついてない?」


「ええ、ポーション以外の素材もそこら辺にたくさんあるわ」


「えっ!? そこら辺?」


そこら辺って言われても、お家の周りには畑と薬草と森しかなってないし・・・・・・森?


「あ、そっか! 森に入って素材を探せば良いんだねっ!!」


そうすればポイントを使わずに貯められるし、なによりも・・・・・・。


「違う違うそうじゃないわ」


「え・・・・・・違うの?」


「薬草と同じですぐ手に入るアイテムが、すぐそこの外にあるわ。教えてあげるから付いてきて」


薬草と同じですぐに手に入るアイテムが、すぐそこの外にある・・・・・・ひょっとして虫とかじゃないよねっ!? リィンそれだったら嫌だよっ!!


「あ! メディーラ様、リーザ様、お聞きしたいことがあるのですが、よろしいですか?」


「ん・・・・・・構わない・・・・・・なにが聞きたいのセラフィスト?」


「今日一日リィン様と共にするんですよね?」


「ええ、そうよ。さっきも言ったけど私たちの役目は一日だけリィンちゃんのサポートだから」


「ふむ、私が出かけている間はメディーラ様方がリィン様のお側にいてくださるので安心ですね」


「えっ! 出かける? ああ、街にいってくるのね!」


なぬっ!? セラが街に出かけに行くだって!!


「リィンも行きたい! 連れてってセラ!!」


「・・・・・・すみませんリィン様、しばらくの間は私一人で街に行こうと思うのでアナタ様を連れて行けません」


「ええええええっ!? さっきリィンを守ってくれるって言ったじゃんっ!!」


「たしかに言いましたが街の構造がどういう風になっているのか、治安が良いのか悪いのか、通って安全な道の場所はどの辺りにあるのかを下調べをしたいので、いま行きたいと言われるのは困ります」


「セラは強いから平気」


「たしかに私は強いですよ。この拳であの駄女神をぶっ飛ばせるぐらいに」


「う、うん」


いま言葉使いが変わったよね? 気のせい・・・・・・じゃないよね?


「ですが私が目を離している隙を突かれて攫われてしまうということが起きる可能性があると思いませんか?」


「っ!?」


その可能性はないとは言い切れない。


「なので、しばらくの間は私だけで街に行きます。いいですね?」


「うん・・・・・・わかったよセラ」


ちょっと納得いかないけど、セラに絶対に勝てないのは目に見えてる。だからからこれ以上言うのは止めておこう。


「セラは街に行ってなにをするの?」


「ポーションと薬草を売ったお金で買い物をしようと考えてます。主に食材とか種などですね」


なるほど、食材はすぐに消費しちゃうからポイントを使って消費するよりも、お金使って買った方がいいかもしれない。それに野菜系の食材なら種を持ってきて畑に植えれば安上がりになるしね。


だとすると・・・・・・靴や服や下着もお金で買った方がいいかな? いやでもデザインがどんな風なのかわからないからなぁ・・・・・・う〜ん。


「余裕があれば錬金術に必要な素材も買ってきますよ。ハイポーションの錬成に必要な 癒し草 とかですね」


「癒し草? モ◯ハンの回復◯ならハチミツだったよ」


「有名なゲームとこの世界の常識をごっちゃにしちゃダメよリィンちゃん!」


「癒し草は・・・・・・綺麗な湖や緩い流れの川の中で生える草で単体ではなにも効果を発さない・・・・・・錬金術用のアイテムって言ってもいい・・・・・・けど、取れる数が少ないからお店だと割り高な値段・・・・・・場所によっては安く手に入る」


「癒し草って余り数が取れないから値段が高いのですか?」


「違う・・・・・・商人が取れる場所を占領しちゃてるから・・・・・・しかも占領している商人が村や集落に迷惑かけているから、いろんな国が対応に追われてるらしい」


まぁ、その商人がどう迷惑をかけているわからないけれども、人間が生活していく上で必要なものの一つは水だからね。奪われちゃったら生活なんて出来たものじゃないよ。


「本来なら占領出来ないような法律を作るのが国の仕事なんですけどね。さて、お皿洗いが済んだので準備をしますね」


お皿洗い終わったんだ。でもさ、前リィンが見たときよりも終わるの遅くない?


「リィン様、エターナルボックスからポーションを五本出しておいてくださいね」


「あ、うん・・・・・・わかったよ」


アトリエに向かおうと立ち上がったときに気づいた。そう、イットウくんが仰向けになったまま グデェ〜っと身体を伸ばしていたことに。


イットウくんが気を失ってるっっっ!!? リーザさんのナデナデがそんなに気持ちよかったの?


イットウくんを起こそうと思ったけど、それはそれで可愛そうだなぁ。と感じたので、そのまま放ったらかしにしてポーションを取りにアトリエに向かったのだった。

スティア「・・・・・・ハッ!?」


青空鰹「お、やっと起きましたか」


スティア「私は一体なにを・・・・・・って、なんで前書きじゃなくて後書きになってるのよ! まだ本編は始まってないでしょ!?」


青空鰹「もう本編終わりましたよ」


スティア「なぬっ!? 私の数少ない見せ場が終わろうとしているの?」


青空鰹「・・・・・・見せ場が少ない?」


スティア「もぉぉぉおおおおおおおおおおおおおっっっっっっ!!? アンタがあんなことを書いたからこうなったのよぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!?」


青空鰹「本編で書いたことが後書きとかに影響が出るんですか!?」


スティア「出るわよっ!!」


青空鰹「そうですかぁ・・・・・・それは良いことを・・・・・・」


スティア「ギャァァァアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!? コイツ、絶対変なこと書く気だぁぁぁああああああああああああああああああっっっっっっ!!?」

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