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ひゃ、百年も!?

スティア「遂に チートなお家と精霊とスローライフ! のPVが一万超えたわよ!! まぁこの結果は”私のお陰”よね!」


青空鰹 「・・・・・・読んでくださった方々のお陰だと思いますよ。あ! 皆さまいつも読んでくださってありがとうございます! お陰でPV一万を超えました! ありがとうございます!!」


スティア「なによ! 超絶世美少女の私がアナタの作品に貢献してるんだから、アナタは私に対して『ありがとうございます。スティア様ぁ〜!!』って土下座してお礼を述べるべきなのよ! そこんところわかってるの?」


青空鰹「いや超絶世美少女って、そもそもイラストがないから美少女かわかんないし。それに今回は出番がないので・・・・・・うん」


スティア「な“っ!?」


青空鰹「しかも自分のことを超絶世美少女って、自分の歳を考えて・・・・・・え?」


スティア「ちょっと・・・・・・アナタに、教育が必要ね」


青空鰹「ちょ、ちょっと待って待って待って!!? 作者が死んじゃったら、色々とヤバイからさ! ホント、ヤバイから止めて!!」


スティア「死なない程度に教育すればいいの」


青空 鰹「マジで、マジで止めてっ!! ゴールデンウィークをくつろげなああああああっ!!?」


【しばらくお待ちください】

なぜかセラが心配そうな顔をしながら見つめてくるのが気になるけど、とりあえず目の前のハンバーグを一口サイズに切って口に運ぶ。


「ン〜〜〜〜〜〜ッ!?」


なにこれっ!!?


「リィン様!? お口に合わなかったのなら」


「うまぁーいっ!! セラ、これスッゴく美味しいよっ!!」


噛めば噛むほど肉汁が染み出してソースと共に口に広がっていく。


「ハフゥ〜・・・・・・しあわせぇ〜」


こんなに美味しいんだから、じっくり味わって食べないと損だね。


「フゥ・・・・・・気に入って頂けて光栄です」


「セラが作ってくれたハンバーグをずっと食べていたいよぉ」


「ずっと食べていたら太ってしまいますよ」


「その前にお腹いっぱいになってるか、食べ飽きちゃうかもしてないよ」


人間同じ食べ物を食べ続けるのは本当に無理だからね。


「それもそうですね。リィン様」


「今度はサラダ! ってあれ?」


サラダが小分けされてない。このままサラダにフォークを刺して取っちゃっていいのかな? 前世の家ではサラダを箸で摘まんで取ってたけど、セラのことを考えるとフォークを刺しずらいなぁ。


「リィン様、そこにあるトングでサラダを取って小皿に入れればいいんですよ」


「あ、トングと小皿あったんだ」


隅っこにあるから気がつかなかったよ。自分の食べる分は・・・・・・これぐらいかな?


「リィン様、その量ではさすがに少ないのでは?」


「んー・・・・・・前世で生きてたときよりも食欲がなくなった感じがあるから、これぐらいでいいと思うよ」


まぁ足りないと思ったら、また取ればいいし。


「そうですか。しかし久々に料理を作ったので腕が落ちていないか心配していたのですが、心配しなくてよさそうですね」


「久々に料理した?」


たしかセラは元々人だってお姉ちゃんは言ってたから、一年か二年ぐらいかな?


「はい、かれこれ百年ぐらい料理どころか飲食をしてませんでした」


「ひゃ、百年も!?」


「はい、百年も」


「料理どころか飲食って・・・・・・い、いままで水も飲んでなかったの?」


「はい、そうですよ」


食事を取らないどころか水すら飲みもしない生活をするなんて、いつ餓死してもおかしくないレベルだよ。


「えぇ〜・・・・・・セラは飲食してないのに、どうして生きてられるの?」


悟りを開いたからですよ。とか言わないよね?


「リィン様は精霊のことをご存知ないのですか?」


「うん、魔法とかない世界から転生したばかりだから、精霊のことなにも知らない」


「なるほど、なら精霊のことについてお話ししましょうか?」


「うん、教えてセラ!」


「では手短かに説明をしますね。私を含めた精霊たちは大気中に漂うマナを摂取して姿を維持します」


「マナってなに?」


「マナとは木や草など自然の中から出てくる魔力のことです。普通の人には感じられませんが精霊術を極めた人やエルフと言った種族はマナを感じ取れます。しかし、私たちのようにマナを摂取する必要がない上に活用方法自体もないので放置状態に近いですね」


「ふむふむ。セラ、質問していいかな?」


「構いません。なんでしょうか?」


「木や草からマナが出てくるってことは、砂漠地帯や荒野だとマナが薄くなるの?」


「その通りです。草木の少ない土地だと大気中にマナも減少します。それゆえにそう言った場所ではマナを摂取が十分に行えないので我々精霊は住むことが出来ません」


へぇー、住みにくいんじゃなくて住めないんだ。


「じゃあ、精霊たちがマナの摂取出来なくなるとどうなるの?」


「だんだんと姿が薄くなって行き、最終的には消えて無くなります」


「えっと、消えて見えなくなるって解釈でいいんだよね?」


「いいえ、人で言うところの亡くなったと解釈した方が正しいです」


「そうなんだ」


じゃあセラもマナを摂取出来なくなったらリィンの目の前から消えちゃうのかな?


「リィン様、先程も申し上げましたがマナを摂取していれば生きていられるので、そんな心配そうな顔をしなくても大丈夫ですよ」


「ふぇっ!?」


も、もしかして顔に出てたの?


「それにここ一帯のマナは普通の場所よりも量が倍以上に多い上に純度も格段に高いので、充分にマナを摂取しているどころか活性化してステータスが上がっております。いまなら馬鹿めg、ゴホンッ! スティア様と対等に渡り合えるほどの実力が身についてます」


「えぇー・・・・・・」


ただでさえ強いのに、ここの土地のおかげでさらにパワーアップしたってことなのかな?


「ところで、リィン様は転生者なんですよね?」


「えっ!? あ、うん・・・・・・なんでセラ知ってるの?」


「先程【念話】と言う心に直接語りかけるスキルを使い、スティア様から語っていただきました」


念話? あ! もしかしてリィンと契約する前にセラがお姉ちゃんを無言で睨んだりしてたのって、念話を使っていたからなのかな?


「あの、リィン様」


「ん、なに?」


「リィン様に質問があるのですが・・・・・・失礼でなければ聞いてもよろしいですか?」


「いいよ。なにが聞きたいの?」


「転生に至った経緯をお話しして頂けないでしょうか? 話したくないって仰るのでしたら聞きませんが」


あ、気になるんだ。


「いいよ」


「本当ですか!」


聞かれても困らないし。


「うーんっとね・・・・・・学校の帰り道の途中で、空がなんか眩しいなぁ〜。 って思いながら見上げたら目を開けてられないほど突風と浮遊感に襲われたんだ」


「・・・・・・そ、そのあとは?」


「お姉ちゃんと正座してる二人の女神様が、 すみません。我々のせいでアナタ死なせてしまいました。 って謝ってきた」


「我々のせいでって、ハァー・・・・・・リィン様を死なしてしまった原因はなんですか?」


「正座していた二人の喧嘩が原因みたい」


「つまり、その二人の喧嘩に巻き込まれたのが原因って解釈していいんですね?」


「うん」


「それは・・・・・・災難でしたね」


「うん、しかもお姉ちゃんに別の世界に転生してもらえることになったけどぉ・・・・・・ウゥ〜、グスッ!」


「リ、リィン様! どうされたのですかっ!?」


「だって・・・・・・だってセラ!」


「落ち着いて、ゆっくり話してください」


「リィンは、ヒック!? 男の子だったのに・・・・・・身勝手なお姉ちゃんのせいで女の子にされちゃったんだよおおおおおおっ!? ふぇぇぇえええええええんっ!!?」


「え“っ!?」


こんなこと、望んでなかったのに・・・・・・。


「お姉ちゃんのバカァ〜〜〜・・・・・・グスッ! うぇぇぇええええええんっ!?」


お姉ちゃんを怨みながら泣いていると、セラに抱きしめてきて頭をなでなでしてくる。


「可哀想なリィン様、よしよし。いい子いい子」


「ウゥ〜〜〜・・・・・・うにゅ〜〜〜」


あぁ〜、なでなで気持ちいい〜〜〜。


「落ち着きましたか?」


あ、リィンの涙をハンカチでくれてる。セラ優しい、大好き。


「・・・・・・うん」


「では、食事の続きでもしましょうか」


「うん!」


ハンバーグがちょっと冷めちゃったけど美味しく頂きました。


「はふぅ〜・・・・・・ごちそうさまでした」


「ごちそうさまでした。ハンバーグが冷えてしまったのはスティア様のせいってことにしておきましょう」


「え“っ!?」


いやいやいやいや! この場にいないお姉ちゃんのせいじゃなくて、泣いちゃったリィンのせいだからねっ!!


「お皿を片付けるのでリィン様は休んでいてください」


「リィンも手伝うよ」


「リィン様、お気持ちだけで受け取っておきます」


な、なんだろう。やっぱりセラは上下関係的なものを気にしてるのかな?


「う、うん・・・・・・わかった」


あ、そうだ。暗くなってきたから電気点けよう。


「よいしょっと」


イスから立ち上がると、照明のスイッチを探すために部屋を見回す。


たぶん、通路の扉にあると思うんだけど・・・・・・あった!


パチっ!?


「なんですかいまの音は!? まさかトラッp! なぁっ!? 部屋が明るくなった! い、一体なにが?」


「あ! 驚かせちゃった?」


「これは・・・・・・リィン様が?」


「うん、ここに照明のスイッチがあってね。そのスイッチを押せば、照明を点けたり消したりすることが出来るんだよ。押す前に言えばよかったね・・・・・・ゴメン、セラ」


「いいえ、知らなかった私にも落ち度はあります。しかし、リィン様の世界は不思議な道具ばかりですね」


「文明の力だよ」


「文明の力ですか・・・・・・あっ!? お皿を片付けなければ!」


そう言いながらそそくさとキッチンの方に戻って行くので付いていく。


「リィン様」


「見学だけだから、それならいいでしょ?」


「・・・・・・わかりました」


フゥ、よかった。セラがキッチン用具をちゃんと使えてるか、ってエェ〜〜〜!?


セラの手の動きが見えないぐらい早いっ!! あんな早くお皿洗いしてるのに、なぜかお皿が破れたり水が周りに飛び散ったりしてない。なんで?


「・・・・・・さて、お皿も洗い終えたのでお風呂の準備でもしましょうか」


「リ、リィンもついて行くよ! お風呂で使う道具はここの道具と少し違うかもしれないから!」


「違うかもしれないのですか?」


「うん」


「そうですか・・・・・・でしたら、私が使い方がわからない思った道具の説明をお願いしましょうか」


「うん!」


「では早速お風呂場に行きましょうか」


「は〜い!」


セラの後ろをついて行くようにリビングに出たのだが!


「お風呂場はどちらにあるのでしょうか?」


「あ! リィン、お風呂場の場所知らない」


さ、探せばいいんだよ! ・・・・・・うん。

スティア「フゥ・・・・・・これぐらいにしておきましょう。それでは次回お会いしましょう。さようならぁ〜!」

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