第二十一話 賑やかな宿 その5
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさまでした~」
「いい食いっぷりだったぞ やっぱり若いってのはいいなぁ」
「おや? あんた、私が若くないって言うのかい?」
クォーコさんにロキャンダさんが詰め寄っている
「ツクモン、行こう!」
なぜかリリーがせかす
「こうなった時のロキャンダさんの話は長いの 巻き込まれないうちに行くよ!」(ぼそっ
「リリー あんた今何か言ったかい?」
「何も言ってません! ツクモンと話があるので失礼します~!」
「あ... 改めてごちそうさまでした では!」
私とリリーは静かに階段を駆け上がった
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202号室(ツクモの部屋)
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「危なかったね~」
「そんなに...?」
「最悪時間切れで強制ログアウトだったよ~」
「ははっ まさか」
自分で驚くほど乾いた笑いしか出なかった
「じゃ、ほんとに強制ログアウトされる前にあがろっか」
「えっと、どうするんだっけ?」
「それはね......」
リリーの話だと、
1.安全な場所を確保する(今回の場合だとこの宿屋)
2.メニューからログアウトを選んで選択
3.10秒待つとログアウトされる
以上のようだ
「メニューって?」
「ステータスの時と同じように強く思えば出てくるよ」
「あ、本当に出てきた」
「右下のログアウトからログアウトしてね~ あ!ベッドに横になってるとボーナス付くから私が部屋から出た後、カギ閉めて横になりなよ~ じゃね~ チャオ!」
「...... 台風みたいだったな...」
私は言われたとおりに鍵を閉め、ベッドに横になりログアウトを選んだ
ーーカウントを開始します
それにしても、今日1日、すごく充実してたな...
これで8時間くらいなんだからすごいよね...
ん? 8時間...?
スタートが土曜の0時だったから...
「もう、朝じゃな...!」
ーーログアウトが完了しました




