第十話 始まりの町 その4
呼ばれたのでカウンターに戻る
「はい あ、そういえば、お名前って...」
「そういえば、名乗っていませんでしたね リセプと言います よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
「さて、ツクモさんのギルドカードですが、こちらになります」
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ツクモ
ランク:G
ジョブ:見習いテイマー
使用武器:弓
賞罰:なし
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「なにか質問等ありますか?」
「そうですね... ランクの説明をお願いできますか?」
「もちろんです!」
リセプさん曰く
ランクG
採取依頼しか原則認められない初心者
ランクF
簡単な討伐依頼を許可された初心者に毛が生えた者
ランクE
まともに仕事できる者 冒険者ギルドの正式な一員
ランクD
多くの者はランクDで止まる 冒険者の半分はランクD
ランクC
野盗討伐が許可されるライン
ランクB
1つの大きな街に1パーティいるかどうか
ランクA
国からの指名依頼が入る者
ランクS
ランクAまででは能力を測れなかった規格外
なるほど
「フォレストウルフの群れを狩猟するにはランクEとありましたね」
「見ましたか 最近出没してみんな困ってるんですよ」
「なんでも隣町のダンジョンに行ってしまったとか」
「! まさか、ツクモさん...」
「いえ、この町でランクを上げて狩猟したいと思ってますよ」
「よかったぁ」
「さすがにそれを知って離れるほど薄情ではないつもりです」
「ツクモさんはお優しいのですね」
「と!とにかく! 採取依頼行ってきます! 何か注意点は?」
「薬草と毒草は非常に似通っています 葉の裏が緑が薬草、赤みがかっているのが毒草です レッドベリーは特に似たものは無いので安心かと」
「なら、薬草採取を...」
「? ツクモさんの負担じゃなければ2つとも同時に受注できますよ?」
「そうなのですか なら両方受けますね」
「助かります」
「どこにあるかって分かりますか?」
「両方とも西の山にあるはずです」
「では、行ってきますね」
そういって私は町の西を...
「リセプさん......」
「どうされました?」
「言いにくいのですが、西って...」
私の冒険は前途多難のようだ




