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詩全集3

待ち合わせ

作者: 那須茄子

いつの間にか色が暮れてた

君の吐息が

冷たい空気と混ざり合う

あの信号が青いままで

街はもうとっくに冬の気配


だけど僕の心には

まだ夏が染みついてる

夜空の星は数えきれないけど

綺麗な星だけを数えるのは

案外簡単なことだ


いつだってサヨウナラが

こだましているこの微妙な季節の移ろいの中

僕は信号待ちを続ける

いつの間にか色が暮れて

隣にいた君の吐息が

冷たい空気と混ざり合う

気づけば青に変わる

街はもうとっくに冬の気配

まだ夏が香りそうな

君の小麦色の肌が

風に吹かれて露わになる


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