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シュレディンガーの小部屋

作者: 昇伶緋嵩

思いついたから書いた。ただそれだけ。

『シュレディンガーの小部屋』(以下『鍵』と呼称)はとある錆びついた鍵です。

『鍵』は二名以上が存在していることを条件に現れます。

『鍵』に触れた対象は以下の情報を瞬時に入手します。


①これは『シュレーディンガーの小部屋』である

②これは鍵穴のある扉に使うことができる

➂扉の先は天国か地獄である

④扉は外部からのみ開けることができる

⑤扉が開くと内部の対象は死亡する

⑥扉を開ける以外で内部の人間が死亡することはない



『鍵』は偶発的な衝撃には強い耐性を持ちますが破壊する意思を持つことで容易に破壊することが可能です。これは『鍵』を使用した扉も同様の性質を持っています。


『鍵』は一週間使用されなかった場合自動で消滅し、この時鉄製の鍵を残します。この鉄製の鍵に異常は見られません。


『鍵』は同時に二つ以上存在しないことが確認されています。


『鍵』を使うと扉は本来とは違った灰色の部屋に繋がります。また『鍵』を使用された扉自体も鉄製のものへ変質しします。この変化は『鍵』が刺さっているときのみ起こります。

扉を閉めると、部屋の色が黒、もしくは白となり黒の部屋では拷問を受け、白の部屋では自分の思い通りの生活がでることが分かっています。


部屋の外と連絡をとることは不可能です。しかし、録音・録画機器は作動するため後に部屋の入った人物の様子を後で知ることは可能です。


扉を開けると、『鍵』が刺さっている場合は心臓が停止した状態で入った対象がおり、『鍵』が刺さっていない状態で開けた場合には通常通りの光景となります。

別の扉で『鍵』を使い開けた場合も心臓が停止した状態の対象がいることから重要なのは『鍵』で扉を開けるという行為のみだと思われます。


扉や鍵を破壊した場合も、扉を開けたという判定になります。


現在はネズミを使うことにより無力化がなされています。

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