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どうしてこんなにあなたの事が好きなのに、あなたは私の想いを受け取ってくれないの?

作者: 七瀬






“どうしてこんなにあなたの事が好きなのに、あなたは私の想いを

受け取ってくれないの?”




俺は、1年前に別れた彼女に突然! こう言われた。

そもそも元カノとは? “彼女の心変わりが原因で俺は別れたんだ。”

俺の男友達を好きになったから、彼女の方から俺に別れてほしいと。

俺も納得はしていなかったが、しぶしぶ別れる事に......。

今でも彼女と別れた事を俺は後悔している。





・・・かれこれ、俺と彼女が出会ったのは?

友達の紹介で知り合った。

俺は彼女を初めて見た瞬間、“一目惚れ”をしてしまう。

その後、俺から彼女にアプローチをかけてやっと彼女と付き合える

事になって、あの時の俺は物凄く彼女と付き合えた事が嬉しかった

事を思い出すよ!

でも? 彼女と付き合いはじめて、1年を過ぎる頃から俺と彼女は

喧嘩が絶えなくなって次第に二人の溝ができ始めていたんだと思う。

その溝は埋まるどころかどんどん広がっていって、俺が気がついた

時には? “もう彼女には他に好きな男ができていた!”

しかも? 俺の男友達で、本当にいい奴だから俺は彼女に何も言えなくて、

ただただ俺は彼女の話を黙って聞いて、納得するしかなかった。

最初にどんなにお互い好きでも、“時間と共に好きな気持ちも飽きたのか、

冷めたのか、今の俺にも分からないのだけど、”

そんなカタチで俺と彼女は別れてしまい、俺の心には穴が空いたままだ!

今でも埋まる事無く、彼女と別れて1年が経ってしまった。





そんな時に、急に元カノからあんな風に言われて俺は戸惑いながらも

彼女にああ言うしかなくて......。



『“別れたいって言ったのは、そっちだろう!”』

『“春来なら? 私の気持ちが分かってると思ってた! でもまさか?

本当に別れるなんて、そんなのやっぱり嫌だって分かったの!”』

『・・・嫌だって、俺達別れて1年も経ってるんだぞ!』

『“だから、また私達! やり直せないの?”』

『えぇ!?』

『“本当は鶴見君とは、付き合ってなかったんだよ。”』

『えぇ!? な、なんで、、、?』

『“春来が全部悪いんじゃない! もっと私の事、見ててくれないから。』

『・・・で、でも?』

『でも、何?』

『お互い別れる前から、喧嘩も多くなったし! 心の溝もできてたと思う

んだよな、だから、、、。』

『・・・そうだね、でもそれも私達なら埋められると想ってた!』

『・・・そ、それを言うなら、俺もだよ。』

『えぇ!?』

『二人なら、絶対に埋められると想ってたよ!』

『じゃあ、これからでも遅くないんじゃない?』

『瑠実がそう言うなら、俺は、』

『また、ヨリ戻そう! 今のふたりなら今度は絶対に大丈夫だと思う!』

『・・・うん。』





次こそは、彼女ともう一度! やり直す事が出来るのだろうか?

不安もたくさんあるけど、もう一度! 彼女とやり直してみたいと

いう気持ちの方が俺は勝っていたし、また彼女とやり直したいとずっと

想っていたから、今は俺の隣にまた彼女が居る事がなんだか嬉しい!

今度こそは! “俺が彼女を大切にする。”

今度こそは、もう彼女を離さないよ!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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