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Detective File  作者: blueのイルカ
序章2
8/8

#8 休日の朝③

バス停でしばらく待っているとバスが到着した。

バスの中はほぼ人がいない。

俺は、すぐに降りれるよう入口付近に座った。ショッピングセンターは、ここから一時間ほどかかるので、絶好の読書タイムだ。本を取り出し、しおりの挟んだページを開き、読み始める。

それからは、何事もなく目的のショッピングセンター前のバス停に、到着した。

お金を払い、バスを下車した。

それから駐車場を通り、店内に入った。それから、1階の端の自転車売り場へと向かった。

俺が欲しいのは、安くて、軽いかご付きの電動自転車だ。財布を握っているのは俺なので、自由に使えるお金は、たんまりある。収入源は、アパートの家賃と、探偵事務所での、アルバイト代。だいたいそれで、月に一度5万円は貰えている。

とりあえず、気に入った色の自転車を探す。あまり、目立ちたくないので、黒色がいい。目当ての色はすぐに見つかった。値段は、12万5千円。店員のおじさんに買うことを伝えて、売場を後にして、2階の本屋へ。特に買いたい本ははなかったが、とりあえず、一周した。

そうして、本屋を出るとスマホで時刻を確認した。11時を過ぎた頃だ。少々早いが昼食にするか。そう、思い立ちフードコートへと足を向けた。

うどん、ラーメン、丼もの、お好み焼き……。

どれにしようか悩むな。こうゆうとき、グルメ番組のようにあっさり決められればいいのだが、決断力は期待しないでほしい。くるめだったら、いくらでも、腹の中に入るので、被らないものを頼めばいいので、非常に楽なのだ。

連れてきたほうがよかったな。そう、思ってしまい、一人で食事するのは諦めることにして、家に帰ることにした。さすがに自転車では帰りたくないので、また、バスに乗って行こう。そう、思っていたのだが、ふと、フードコートへと目を向けると、叔父さんがうどんを、食べていた。

あれ?家に帰って来てないよな。という事はどこかで泊まってきたんだな。それは、よくあることなので、気にする必要はない。そんなことで、頭を悩ませたくはない。

どうしよう、声をかけるべきだろうか。

ああ、面倒だが、自転車を運ばせるためにはそうしたいところだ。

だが、かなりの確率で、二日酔いの可能性が高いだろう。


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