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詩集『死辺詩編の氷の詩集』

『暗く沈んで行く夕焼けに』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から

『暗く沈んで行く夕焼けに』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から



夕焼けは歌わない言葉を掛ける距離の夕焼けに。

崩れて行く観念の先に普通の幸せがあることを望んで。

ただ明日の朝陽を見るまでもなく通常で。

困難な通常を当たり前の通常へ反復し。



反復し距離を取ることを当たり前の夕焼けに。

終わらない距離を保つことで永遠の時が知れたら。

いつか暗く沈んで行くと思われた夕焼けが。

君と見る夕焼けがいつか朝陽に変わる当たり前の明日が。



明日が当たり前に来るように狂うように当たり前に生活し。

君と君のためにただ沈んで行く夕焼けを前にして。

暗く沈んで行く夕焼けに明るく沈んで行く夕焼けが言うことは。

ただ当たり前の生活がどれほど尊いかを教えてくれた夕焼けに。

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