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枕の下に 希望の上に(10)

最早アットマーク

肺に空気が満たされる

酸素を吸収しながら

酸素も排出する

それが満たされない理由

夢物語で

埋めなきゃいけない理由




抑揚が消えた世界は

いつも最大値を求めている

あの「もっと もっと」に

含まれている 歪で純粋な欲望

与える側が

いつしか

与える物に手を抜く

人はどんな物にでも

しがみ付くと

分かってしまったから




楽じゃないのは

全ての人間に言える

与える側も貰う側も

誰も楽じゃないのに

口に出される言葉は汚い

何故だろう

自分だけが可愛いからだ




個人が台頭する世界は

いつも最小値を消して行く

あの「ここまで出来る」に

含まれている 純粋な努力の形

最大値が上がり

いつしか

最小値も上がる

指にも引っかからない能力は

単純に

要らないと言われている




浮かんだ闇に沈むのは

宇宙に暗黒物質が多いから

全くそれが無い銀河も

宇宙にはあるみたいだ

きっとそれが

桃源郷なのだろう

ぽっかりと空いた

白い穴みたいに


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