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終末の魔王  作者: 南溟道人
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政戦両略の原点

橘具視は猿族ではない

原点とは何か。

曰く「攻撃は最大の防御なり」。

魔王を討ち取ったとて。精霊王は別の魔王を召喚してくる。

魔王による我が被害、魔王召喚の彼がコストを考えるに無意味とはしない。

が。それよりはむしろ精霊王の首を取るべきだ。

精霊王を破壊して平和を創造する。それが王師の為すべきこと。

曰く「亜神は猿、猿は精霊王」。

通説は亜神の誰かが精霊王の独善を評した語とする。だが傲慢を極めた精霊王の誰かが言ったともされる。

とはいえ精霊王の寿は長い。今の精霊王も。

畏こくも

至尊より前から在る筈だ。

「誰かが」というほど何代にもならぬ筈である。

猿族の通弊として(余も前世は猿族だったのだが)。亜神は猿族のみ、他の亜神は「亜人」…唯一の「人」たる猿族の亜種…と見なす傾向がある。

衆を恃んで。狼族、地下族、洞窟族、樹族、…多くの亜神を少数派に追いやり、ときには殺した歴史がある…猿族は何故か森族と、我々翼族を畏れているようだが…。

我々翼族が中華の位地を占めたのは猿族が起こした戦乱の結果であること、未開の地の開化に猿族の組織・設備の影響があったことも評価はしなければならないのではある。

…否。今は歴史を論ずる場合ではない。

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