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多分、アンドロメダ星人  作者: 坂村すみれ


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4/5

あなたを守るために

明里は妊娠していた。


太陽と結婚してからもちろん子どもは欲しいと

思っていたが、いざ、それが現実に近づくと、

私は本当にいい母親になれるかな。

ながらく薬のお陰で落ち着いているとは言え、

精神疾患を持っているし、我が子を幸せに

できるかな。

でもこれだけは分かる。

愛せる自信はある。

そんな事を考えていた。


ある日明里は仲のいい友達から妊娠報告を受ける。

妊娠初期中の初期で産科にもまだ診てもらう時期

ではない早い段階で明里には妊娠している事を

教えてくれた。

その友人の話を聞いていくうちに、自然と明里は

早く我が子が欲しい。と思うようになった。

幸せにできるかとかいい母親になれるかとか

そんなことはどうでもよくて、

ただただ、我が子を産みたいと思った。


そこから太陽と所謂、子作り、今で言う妊活を

始めた。

一筋縄ではいかなかったが、妊活を始めて

8ヶ月くらい経った日、自然に妊娠する事ができた。

やっと、来てくれた。

明里はそんな思いだった。

この8ヶ月間、他人からすればそんなに大したこと

ではないかもしれないが、明里なりに苦しんでいた。

生理が来る度、激しく落ち込んでいた。

だから妊娠検査薬でそれが示されたとき、

やっとだ。。と思った、と同時になんとなく

今回は、もしかしたら。と思っていた感覚が

当たった。


明里は太陽にもすぐに伝え、喜びを分かち合った。

と同時に明里にはつわりの試練があった。

それは出産まで続いた珍しいパターンであったが、

そんな日々の中でも、マタニティライフを楽しんで

過ごしていた。


そして、ついに出産を迎えた、明里と太陽。

なかなかの難産であったが、無事頑張って

我が子はこの世に生まれてきてくれた。

明里は我が子を見て思った。


あなたを守るために私は生まれてきた。

これからよろしくね。

そんな風に願った。


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