ラーメンを愛した男
この世界はまだ不透明すぎる…正直言ってこのままラーメンを広めるのは危険かもしれないんだよ…だって、町のあちこちに「そうめんを信仰せよ」とか「そうめんは神だ」とか、そうめんに反逆するものはそばでも食っとけ」 みたいな…ここで同じ麺類のラーメンを出したら、やばい気がする。
少し町の人に何か聞いてみようかな……
すみません!
おじさん「なんだい?」
麺田「そうめんについてどう思いますか?」
おじさん「こんな汚いところでそうめん様の事を言うな!汚れるだろう!ここで話すならそばのことだな!!」
麺田「すみません…じゃあそばについてはなしてもらえますか…?」
おじさん「ああ!こんな汚い場所で話すならそばの話がぴったりだよ!
そばはな…正直言って、そうめんよりもおいしくないし、そうめんをパクっているんだよ…
あぁ!"南日本国"は好きだと言っているがな!」
麺田「何?南日本国???国?ここは北海道で…じゃ、じゃあここはなに国なんですか…?」
おじさん「ここは北日本国だよ。なんでわからないんだ?もしかして、南日本国のスパイか!!!??」
麺田「すみません!すみません!違います…実は、僕はかくかくしかじか(ここまで来た時の状況と、ラーメン屋について話す)で…」
おじさん「ラーメン?知らないなぁ…なんだそれは…麺類なのか…そうめんを尊敬している麺類なのか?」
麺田「オレはラーメンには嘘をつかない。ラーメンは、そうめんのほうが歴史は古い。」
おじさん「そうなのか、なら良かっ」
麺田「だが、ラーメンの方がうめぇよ。」
おじさん「は?」
麺田「そんなそこらの細々とした麺とはちげぇんだよ!」
おじさん「お前…いまなんつった?」
麺田「関根麺田。ラーメンを愛した男の名だよ。」
おじさん「袋叩早目。(ふくろだたきそうめ)素麺を愛した男の名。」
麺田「俺はそうめんを超える存在だ。」
そうめん、そば好きな人。
本当に申し訳ありません。
誠に反省しております。




