訪米
ふぅ。酔いそうで怖いな…
(ゴー!!ゴー!!ザバー!!)
なんだこの音は!
(窓を見る)
海が荒れてるぞ…怖いな…
(警報音)
警報「緊急警報。緊急警報。これは訓練ではありません。緊急警報。緊急警報。船内に海水が入り込んできます。(警報音)」
麺田「ま、まじか…とりあえず船の人の指示に従おう。」
船員1「皆さん、落ち着いてください。船内に浸水がありますが、現在対応中です。ライフジャケットを着用し、指示があるまで座席でお待ちください。一階から水が入ってきています。一階には絶対に行かないでください!(一階を確認しにいく)」
麺田「マジかよ…オレのラーメン人生ここで終わりか…?」
とりあえずライフジャケットを取りに…
びしゃ
え?もう海水が、ここまで入り込んできているのか?ここは2階だぞ?じゃあもしかして一階は…!
(床に耳を当てる)
ごぼぼ!ごぼ!なんだコイツ!やめろ!ぐわぁぁぁががぁ!(沈んでいく音)
さっきの船員の声だ!
船員2「みなさん4階に避難してください!」
麺田「四階なんてあったか…?」
船員2「関係者専用の管理室ですが、緊急時です。皆さんを入れます!今日は乗っている人が少ないので、多分入ります!こっちに来てください!」
(他の船員が重い物を捨てている音)
っっく。これはやばいかもしれないな…
船員2「ここが管理室です。そして、ここに業務用ポンプを繋いでおきました。水が入ったら、自動で排水します。私は、他の船員の手伝いをしてきます。絶対に動かないでくださいね!絶対にここから出ないでくださいね!」
客1「くそ…俺の隣にいた黒い服の黒牙見さんいないな…大丈夫かな…?」
(物音)
ん?(床に耳を当てる)
おそらく船員「くそ!これは事件だ!くっやめろ!も⬛かし⬛お前その黒⬛服!客⬛黒⬛⬛じゃねぇ⬛!やめ⬛!ぐ⬛⬛⬛ぁぁぁぁ!(⬛=波音で掻き消された声)」
麺田 「これはやばいかもしれない!!」




