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たらこのエッセイ集

作品タイトルのつけ方に四苦八苦 ~タイトルが長文になるのも仕方ないのかも?~

 みなさん、こんにちは。

 水産加工食品のたらこです。


 最近のことなのですが、地元の本屋さんがまた一店舗閉店してしまったのです。


 あんまりお客さんも入ってなかったんですけど、やっぱり悲しいですね。

 ちょくちょく本を買いに行っていたのですが、ここ最近は全く行けていませんでした。

 うう……ごめんなさい。


 最近は大型店舗だけでなく、ネット販売にも押されて苦境に立たされている本屋さん。

 紙媒体で小説を読む人がどんどん少なくなって、みるみるうちに数を減らしていきました。


 まぁ、本なんてネットで簡単に買えるしね。


 そんな声が聞こえてきそうですが、本屋でしかできない楽しみ方があるのです。

 そう……たくさん本が並んでいる本屋さんならではの楽しみ方。


 それは――



 延々と背表紙を眺める。



 ――です!


 え? なにそれ?

 全然面白くない?


 そんなことはないのです!

 本だなに並んだ書籍の背表紙に書かれたタイトルを眺めるだけで、小一時間くらいは時間が潰せるのです。


 ――はい、嘘です。

 小一時間は盛りすぎでしたね。


 でもまぁ、それなりに時間を潰せるのは確かなのです。


 こういう楽しみ方する人っていますかね?

 手に取って内容を確かめるくらいはするでしょうけど、背表紙だけで楽しむ人はあんまりいなそうです。


 たらこは背表紙のタイトルを眺めては、どんな内容なのかなぁと思いを巡らせながら、本屋を徘徊するのが好きなのです。

 最近はあまり本屋へは行っていなかったので、できていませんでしたが……。

 昔はよく本屋に行って背表紙を眺めていたものです(うん、うん


 背表紙を眺めることで、どんな空想を巡らせるかと言うと、タイトルからぼやーっと想像できるストーリーを頭の中に思い描いて、こうでもない、ああでもないと、妄想するんですよ。

 次から次へと妄想の材料が目に入るわけですから、妄想の種が付きません。

 それはもう沢山妄想できるのです。


 書籍のタイトルって短い物が多いですから、内容を一発で把握できるとは限りません。

 逆を言えば、妄想に縛りがないので、無限に世界観を広げられる。


 ううむ……これは飽きません。

 いつまでも妄想できます。


 そろそろ、ちゃんと買えよと言う声が聞こえてきそうなので、これくらいにしておきましょう。

 では本題。



 なろうで小説を探すときにタイトルってどれだけ意識していますか?



 割と重要なタイトルについての話題なんですけど、最近また盛り上がってるみたいですね。

 長いタイトルを批判する声が聞こえるたびに思うことなのですが、短いタイトルの作品って本当に不利だなぁと。


 と言うのもですね。


 なろうに限らずネットに存在する数多くの小説投稿サイトには、数えきれないくらいの新規作品が投稿されるわけですよ。

 その大量の作品の中から自分の作品を読者様に見つけてもらうには、埋もれない努力が必要だと思うですね。


 以前にホラー作品を投稿した際に、作品検索でホラー短編新着順で検索をかけたんです。


 そしたらね、ずらっと短いタイトルの作品が並ぶんです。

 新規投稿作品だけでもかなりの数でした。


 その中で自分の作品を他の作品と見比べてみたのですが……差別化ができていない。


 比較的短めのタイトルだったんですけどね。

 見事に短いタイトルの作品に埋もれてしまっていたわけです。


 その作品は他の短編と比べてポイントの伸びが悪く、原因を探るために色々と試してみたわけなんですが。

 やはりタイトルで内容が想像できなかったのも一つの要因なのかなと。


 ホラーに限らず、どのジャンルにでも言えることですが、ある程度タイトルでどういう内容なのか分からないと、読者としては手を出しづらいですよね。

 少なくとも、書き手ではなく一人の読み手として、検索をかけた時はそう思いました。

 自分自身の作品に対しても、これでは読んでもらいにくいなぁと、素直にそう感じました。


 よく批判の対象に上がる長文タイトル批判ですが、一概には悪いと言えないのが現状だと思います。

 なんつーか説明文みたいなタイトルが多いですけど、それも読んでもらうための工夫なんだなぁと思うと、それほど気にならないのです。


 むしろ……勉強になる!

 こういう風にタイトルで説明すればいいのかと。


 でも「病弱でいじめられっ子だった俺が復讐のために兄の嫁を寝取る」とかだと、純文学っぽさは失われちゃう気がしますね(めっちゃ読みたいですけど

 短いタイトルで、例えば「絶望の峠」とか「光の海」とかだと内容が分からず食指が動かないと思うので、ある程度は説明しちゃった方がいいのかもしれませんね。


 逆にダラダラと長いだけで説明になってないタイトルでも、同様に手を出しづらいのかなと思います。

 長ければいいというわけではないじゃないでしょうか。


 以前に「引っ越してきた隣人が庭に竹を植え始めた」というタイトルの小説を投稿したのですが、予想外にポイントが伸びました。

 これもやはりタイトルの力なのかなぁと思っています。

 一目見てどういう内容か分かりますからね(まんまタイトル通りの内容です


 とまぁ、こんな感じで語ってみたわけなんですが。

 みなさんは長文タイトルについて、どう思われますか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] ワシも同じように感じてます。 たらこさんの言うように、面白さよりも楽しさが優遇されるので、やはり、アイキャッチとなる長文タイトルのほうが人の目を引き、これから何が起こるか分かりますよね。 …
[一言] 最近あらすじをクリックして読みに行くのもめんどくさい私には 長文タイトルはほんとありがたい。 何も操作せずにあらすじみられるし、時間も短縮できるし、一挙両得やなとしか。
[良い点] タイトルは当方も常に苦労の連続ですね。 本屋で手に取る本は装丁が特徴的だったり、タイトルと一緒に帯などにあらすじが書かれていることが多く、それにより惹かれる読者も多かったんだと思います。 …
感想一覧
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