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Double Lotus  作者: 橘塞人
Chapter6:魔王
183/183

Act.157:タイトルの無い生活Ⅳ

ラストなので、もう一話いっちゃいます。

エピローグ的なもの、ですかね。

 ルクレルコ・タウンの東の山の裏から白い太陽が顔を覗かせて、辺りを照らし始める。空は暗いダークブルーから、明るい水色へと変わってゆく。

 朝だ。鳥達は囀り、青空へと羽ばたいてゆく。暖かい風は心地良い春の朝を連れてきてくれる。そんな爽やかな時間だった。

 マリアはそんな太陽の光を浴びて、太陽のような眩しい笑顔を見せていた。ルナもまた、同様に爽やかな顔を見せている。その一方で、カオスはルナやマリアとは対照的に面倒臭そうな呆然とした顔をしていた。


「さぁて、今日も楽しくトレーニングを始めましょ~♪」


 にこやかに言うマリアの顔を見ても、カオスのテンションは低いままだ。やる気など無い。


「全然モチベーション上がんねーんだけど。特に目標もねぇし」


 結果はどうでもいいと言っていたが、前はトラベル・パスBクラス試験という具体的な目標があった。だから、どんなつまらないトレーニングであっても、それなりにやれた気がした。だが、今は何もない。何かしら戦いに出ようという目標もなければ、何かを打ち破らなければならないといった強迫観念もない。

 よって、やる気は生まれない。やっても、やらなくても、結果もクソもないのだから。


「それは分かるわ~。でも、それじゃあダメよ。カオスちゃん」


 マリアはそんなカオスを諭す。


「日々の練習の積み重ねが、いざという時に役に立つのよ~」


 音楽家として、演奏家として名を上げたいのならば、毎日の練習は必須です。練習しない日があればあるだけ、その力量は落ちていってしまうのですよ。それを防ぎたいのであれば、毎日練習なさい。

 有名な音楽家であるピエール=ドドリコステキサン23世もそのように言っていたのを、カオスは思い出していた。音楽も戦闘も同じなのだろう。確かに、今までの努力で積み重ねてきた力を失わせるのは惜しいし、何かしらこの平穏を脅かそうとした時に何も出来ない状態になってしまっていると、死ぬに死ねないと悔やむ羽目になってしまうだろう。

 では、やるしかない。


「へえへえ、分かったよ」

「では、まずは準備体操から始めましょ~♪」

「はい」


 キッパリ返事するのはルナ。


「おー」


 だらっと返事するのはカオス。いつも通りである。

 カオス達は準備運動から始めた。屈伸をしたり、軽くジャンプしたり、柔軟体操したりといった、本当に体育の前の準備体操や朝のラジオ体操のようなものであった。

 それが終わって体が十分に暖まったら、カオス達はランニングを始めた。準備体操の総仕上げだ。もっとも、そのランニングのスピードは通常の人間からすれば全速力よりもずっと速いものであったけれど。

 カオス達は走る。青い草の匂いがする土の道を。

 カオス達は走る。大きな向日葵の咲くお花畑を横切って。

 カオス達は走る。穏やかな小川のせせらぎを聞きながら。

 カオス達は走る。大きな山を背にして、静かに一日が始まる田舎町ルクレルコ・タウンをグルッと一周して。山地や森林のような冗長箇所を除いても、ルクレルコの全長は十数キロになる。そのルクレルコ1周ランニングを終えてから、カオス達のトレーニングは始まる。


「さてさて。今日はカオスちゃんの力がどの位のものなのか、組み手で測ってみましょ~♪」

「組み手?」


 別にそれは珍しいことではなかった。トラベル・パスBクラス試験向けのトレーニング時にもやったし、それ以前のトレーニングでもやっていた。だから、特に発表するようなものでもなかった。もっとも、その相手は常に……


「お前か」


 ルナではあったが。

 カオスはいつもの対戦相手であるルナに向かって不敵に笑う。ニヤリと。

 そんなカオスに、ルナは冷めた視線を送る。だが、言葉と心は冷めてない。


「容赦しないよ」


 そう言うのだ。それは、いつものトレーニング時と同じ。カオスとルナが組み手をしようとする時と同じものであったが。


「うっふっふ。今日はいつもと違うわよ~♪」


 マリアは言うのだ。そうではないと。


「カオスちゃんの今日の相手は、ルナちゃんではなくてぇ~」


 一息ついて、ハッキリと口にする。


「わ・た・し♪」

「ぬぐあっ!」

「ええええっ!」


 ドーンッ!

 カオス対マリア、その対戦はそれだけ衝撃的なものであった。と言うか、組み手とは言っても形になるのかどうかといったところである。カオス自身は以前と比べて格段に強くなってはいるのだが……


「ね、姉ちゃんに勝てるワケねぇべさ」


 マリアと互角に戦うまでには至っていない。混乱し、自分でも訳分からない喋り方で、カオスはそのように言う。どうにもこうにも、やったとしても試合にはまだならないだろうと。する実力は自分にはないだろうと。

 だが、そういうカオスの言葉にマリアは首を横に振る。穏やかに微笑みながら。


「あらあら、今日のは別に勝負ってわけじゃないのよ~?」


 勝負ではない。なぜなら、マリア自身もカオスが自分を倒すような実力を持っているとは思っていないし、トラベル・パスBクラス試験時の戦いではまだまだ自分には至っていないというのは明らかに分かっていた。

 そう。今日のは勝負ではない。と言うか、この姉弟間に勝負なんてどうでもいい。


「今日のはテスト」


 マリアは言うのだ。と言うか、最初からそう言っていたのだ。組み手で実力を測ってみると。


「…………」


 ドーンッ!

 カオスの中に衝撃が走った。テストという言葉をマリアから聞かされて、カオスは苦虫を噛み潰してしまった上に、その口直しに一気に飲み干した飲み物がノニジュースだった時のような顔をしていた。


「って、何? カオス、その顔は?」

「おおっと。テストと聞くとついな。HAHAHAHA」


 つまらないテスト勉強を思い出す。味わいたくない追試と補習の恐怖を思い出す。ルナは思い出しようもないんだろうけど。

 だが、それは今どうでもいい。


「いい? 始めるわよ~」


 マリアは組み手の開始を宣告する。そう言いながら、魔力の充溢を開始した。

 それを見て、カオスは悟る。もう、何を言っても無駄。問答無用なのだと。

 しゃあねぇ。

 カオスはそのように思いながら、魔力を充溢させ始めた。勝てるとは思えないが、何もしないでボコられるよりは、戦った方がずっとマシであるのは勿論、カオス自身もマリア相手にどこまでやれるのか知ってみたいという気持ちは確かにあった。

 だから挑戦する。


「…………」


 真っ直ぐに対峙するカオスとマリアの姿を、ルナは緊張した面持ちで見守っていた。

 すぐに組み手は始まった。明確な開始の合図はないが、魔力の充溢が完全に行われたカオスに向かって、マリアから仕掛けてきた。マリアは正々堂々と真っ直ぐに、カオスに向かってその間合いをぐっと詰めてきた。

 それに応じるかのように、カオスもまた真っ直ぐにぶつかっていた。

 そして、両者は激突。拳と拳、力と力が激しくぶつかり合う。カオスとマリア、双方による拳と蹴りと魔力の応酬が続いた。殴り、防御して、さらに反撃するといった形で幾度となく続いたそれは、本人達にとってはかなりの時間の出来事のような感覚であった。が、それらはあまりにも早い動きで為されていたので、客観的にはあっと言う間に終わっていた。

 最初の激突、肉弾戦は終わった。最後に魔力同士がぶつかり、それが爆発して、カオスとマリアの両者が後方に飛ばされ、間合いが生じて終わった。そして、次の局面へ。

 マリアはまた真っ直ぐカオスに向かってくる。カオスは迎え撃つべく充溢させた魔力を右手に集中させる。それを闇の魔力へと変化させ、それを素早く具現化させる。そうしてカオスの前に黒くて丸い盾のような魔力の塊が現れた。

 ダーク・マシンガン充填式。

 黒き魔力の塊から、少しずつ魔力が弾丸となって真っ直ぐに放たれる。一斉に、マシンガンのように大量に放たれていく。

 激しい魔力の弾丸の雨がマリアを襲う。だが、マリアはそれらをどんどん回避していた。大量に放たれた魔力の軌道を読み取り、安全地帯を割り出した上で、正確に動いてダーク・マシンガンを全く食らわずにいた。

 それは驚くべきこと。目の前で撃ち出された機関銃の弾丸を全て避けているようなものなのだから。

 しかし、相手はマリア。それ位やるだろうとカオスは踏んでいた。だから、カオスはダーク・マシンガン発射中に、弾丸とそれによる爆風を隠れ蓑にしてその立ち位置を右側へスライドさせていた。視線はマリアから外さないまま。

ダーク・マシンガンを発動させた時から、カオスはこれを企んでいた。そう。ダーク・マシンガンは囮。そして、その為の充填式。一度魔力を充填させてしまえば、その後ろに術者が居なくても勝手に発射を続けてくれる。速射式と比べて発動に時間がかかるのが難点ではあるが、その点がこういう局面で非常に役に立つのだ。

 おおよそ45度。カオスは右側へマリアの辺りを中心としてそれだけ弧を描いた所で、キュッと足を止めた。そして、集中された魔力の残っている右手を、闇の魔力の残っている右手をマリアに向けて突き出す。

 クルーエル・ハンズ。

 カオスの右手を覆っていた黒い魔力が、その手の形のままでカオスの右手からマリアに向かってにゅっと伸びる。ろくろ首の首のように、にゅ~っと伸びたように見えるフェイクの腕がマリアを襲う。対クロード戦の最後で使った技だ。


「!」


 その動きにマリアは気付くが、その時点ではもう遅い。カオスのクルーエル・ハンズは、がっしりとマリアの足首を掴んだ後だった。

 そして、間髪入れずにカオスはその腕を縮める。間合いをぎゅっと詰め始める。

 クロードは抵抗出来ないままにカオスの方に引き寄せられる。そして、すぐにカオスの目の前だ。その間に、カオスはクルーエル・ハンズを使っていない右腕に魔力を充溢させていた。そうして攻撃力を増した拳を作り上げておいて、引き寄せたクロードにその拳を叩き込んだ。それが、クロード戦では決め手となった。

 だが、マリアはクロードではない。そう易々とやられはしない。マリアは間合いを詰めるカオスに抵抗しないどころか、体勢を整え直した上で自ら詰めるようにして動いた。そうすれば、カオスの引っ張る力は体勢を崩したりするものにはならない。その上で、マリアはカオスに対して攻撃を仕掛けてきた。

 閃光の如き光の魔力の大爆発。カオスは目前に迫ったマリアにそんな攻撃を仕掛けられ、真正面からマトモに食らってしまったのだった。





 その戦いの様子を、ルナは静かに見守っていた。そんなルナのところに、アレックスがやって来た。アレックスは、やって来た早々にカオスとマリアの戦いを目の当たりにして、色々な意味で驚きを隠せない状態だった。

 だから、ルナに訊いた。分かってはいたが、一応。


「カオスとマリア先生、何をやってるんだ?」

「組み手よ」


 ルナは即答で、淡々とした調子で答えた。


「組み手だぁ?」


 アレックスは怪訝な表情を見せる。そのアレックスの前で、カオス対マリアの戦いは続いていた。

 マリアによって光の魔力が放たれていた。数本の矢、あるいはミサイルのようになって、それらは周囲を破壊していた。もしくは、焼夷弾のように爆発していた。

 カオスによって闇の魔力が放たれていた。おどろおどろしい漆黒の手が踊ったり、黒い弾丸が機関銃のように撒き散らされていたりしていた。

 ドカン! ドカン! ドッカ~ンッ!

 激しい戦いは続いていた。それを見ると、これはトレーニングではなくて、ただの戦いなのではないかと思えるようになってしまう。

 だから、アレックスは言う。


「アレのどこが組み手だと言うんだ? アレは戦争だろ」

「ん? 当事者達が組み手だと言っているのだから、そうなるんじゃないの?」


 ルナは驚愕しているアレックスに、興味なさ気にそのように言うだけだった。

 確かに、そのように思うアレックスの気持ちも客観的には分かっていた。だが、共感するには戦いに対してルナ自身の力も上がっていたし、カオスやマリアのやる戦いに対して慣れ過ぎているのもあって、それは出来なくなっていた。

 その間にもカオスとマリアの戦いは続いていた。

 爆風の中、マリアは光の魔力のたっぷり篭ったアッパーパンチをカオスに食らわせていた。カオスの体は吹っ飛び、一気に上空へと飛ばされた。

 それだけでマリアの攻撃は終わらない。アッパーパンチをカオスに食らわせた直後にマリアは空間を歪曲させ、カオスが飛ばされたその先の上空に先回りした。

 マリアの下に飛ばされたカオスがやって来る。そんなカオスに、マリアは拳を振り下ろす。同じく光の魔力のたっぷり篭ったパンチを、今度は下方に向けてカオスに食らわせた。勢い良く飛ばされていたカオスは、抵抗も回避も出来ないままそのパンチをマトモに食らってしまい、今度は地面に向かって叩きつけられる形で落とされた。

 それも不可避。だが、カオスはそのままただ食らうだけではなかった。せめて一矢報いるべく、自身の闇の魔力をビームのようにして攻撃直後で隙のあるマリアに放った。落下しながら尚。

 そうして戦いは続いていた。

 ずっと続いていた。





 ルクレルコの青空に鳥が飛んでいた。鳥の歌うような鳴き声が、静寂の戻った丘の上にもはっきりと聞こえていた。その鳴き声を阻害するような激しい戦いは、もうない。カオス対マリアの組み手は終結して、その組み手の行われた辺りでは元ある静寂が戻っていた。いつもの平和で静かなルクレルコ・タウンに戻っていた。


「うん。良く頑張ったわねぇ、カオスちゃん♪ お姉ちゃん、嬉しいわ~♪」


 マリアは向日葵のような微笑みを見せる。そして、カオスの健闘を讃えた。その微笑みはとても平和なもので、さっきまでの激しい戦いの当事者であったことが嘘のようでもあった。

 だが、そんなマリアの賛辞にもカオスは嬉しそうな顔は全くしなかった。なぜなら。


「良くやったって嫌味か! 手も足も出なかったじゃねーか!」


 そう、カオス自身には“良くやった”感触が全くなかった。自分としては本気で戦ったが、マリアには全く歯が立たなかった。マリアは一切傷付かず、戦いがあったのが嘘のように平然としている。その反面、自分は今倒れている。回復魔法を受けた上で、体力を回復させんと寝転がって回復している。

 つまり、マリアとの戦いはボロ負け。トレーニングは積んできたが、その実力としてはまだまだマリアの足元にも及ばなかった訳だ。そんな状態で、良くやったもクソもなかろう。


「でも、強くなってるのは間違いないわよ~? お姉ちゃん嬉しいわ~♪」


 自分にはまだ届かない。だけど、半年前と比べると格段にカオスのレベルは上がっているし、自分に近付いてきている。そして、まだまだカオスが自分に届いていないのを悔しくも思っている。マリアにとって、それ以上嬉しいことはなかった。

 上がっているのならばそれでいいのだ。


「そうよ。一歩一歩強くなれば、それでいいじゃないの」

「お兄ちゃん強い♪ お兄ちゃん強い♪」


 横で、フローリィもそう言って諭す。何を望んで強くなろうとしているにしろ、サボらずに進んでいけば、それが例え牛歩の歩みであったとしてもいつかは思い描いた境地に達する事が出来るのだからと。

 そんなカオスとフローリィの後ろで、アナスタシアは歌いながら踊っていた。

 それはどうでもいいとして。


「そうは言ってもな~」


 カオスとしては満足には程遠い。もしも何かあったとして、力が求められるようなことになって、守れる力がなかったとしたら、悔やむに悔やみきれないに違いないからだ。


「アンタが強くなるのはこれからなんだしね」


 まだまだ道は始まったばかり。


「そんなの分かってるよ」


 と言ったところで気がついた。

 道は始まったばかりとか、そういうのではなくてそれ以前に。


「って、どうしてフローリィ、お前がここに居る? ここは人間界だぞ」


 何気なく会話に加わっていたが、ここには居なかった筈だった。ここに居たのは、カオス以外にはルナとマリアとアリステルしか居なかった筈だ。アレックスとサラ、アメリアも居るような気もするが、彼等は近所に住んでいるのだから気にしないとしても、フローリィ達の住処は魔界である。と言うか、自由に遊びに来いと言ったのはいいものの、ルクレルコの家の場所も教えていなかったような気もする。そんな感じで、カオスとしてみれば訊かなければならない事は満載であったが。


「はあ?」


 何言ってんの、アンタ?

 口にはしなかったが、フローリィの顔はそう語っていた。


「どうしてって、遊びに行くって約束したじゃないの。ひょっとして忘れたの? 健忘症?」

「…………」


 そんなフローリィの応答を聞いている内に、カオスとしては先程湧き上がった数々の疑問の全てがどうでもいいものになっていっていた。だから、それはどうでもいいものとして忘れる事にした。

 だが、それで終わりにすると何となく癪なので、少し絡む。


「まあ、確かに約束はしたけどな。こんなに早く来られちゃ~風情というものがないだろうが」


 しばらく時間を置いてからやって来て、ここまで来るのに数々の苦労を重ねてきた。それは非常に大変だったけれども、貴方に会うためだもの。何の苦痛も感じなかったわ。嗚呼、これが所謂……

 ドカッ!

 カオスがつらつらと語りだすと、ウザイとばかりにフローリィの鉄拳が飛んだ。星になるのではないかという位の見事な鉄拳であった。


「って、いきなり何をしやがる!」

「成敗よ。成敗!」

「■∽ε√○▽♭!」

「π*#☆Δ〒Γ!」


 そうして口論が始まるのはいつものこと。お約束である。

 嗚呼、平和なんだな。それがいつまで続くかは分からないけれど、とりあえず今は平和なんだ。ルナはそんなカオス達を見ながらそう思った。だから、自然と口に出た。


「めでたし。めでたし」


 と。

 だが、それがカオスの怒りに触れる。


「ぬ。って、何だそれは! 体良く適当に終わらせるんじゃねぇ! まだまだ話は続けるぞ! 10数年に及ぶ大河ロマンの末にドカーンと訪れる感動的なフィナーレまでなっ!」


 だが、とりあえずこの話はここでお終いである。

「え?」


第一部完です。二のイメージはありましたが、書くことはないでしょう。……プロットもどっか行っちゃったし(;'∀')

これまでありがとうございました。


別の話書きます(''◇'')ゞ

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