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最低な自殺者  作者: 柊 碧月
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The Lowest Suicide

そいつは自殺した。


その日は、快晴だった。


そいつのクラスの教室で。首をつっていた。


その光景は、あまりにも衝撃的なものだった。


彼の目的は何なのか。なぜ死んだのか。


「あいつはただ楽しんでいた。」


そういうやつまでいる。


遺書もなく、彼の最後の言葉を聞いたものもいない。


ただ、そこにあったのは


あまりにも、異様な存在感を放つ‵物体′だった。


勿論、学校は臨時休校。学校には警察が来て、彼の遺体は運ばれた。


この記録は、彼と、僕らの中学2年生の時の記録である。

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