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音芸神話 - yukito's side story -  作者: 七海 雪兎
第四章 -collapse-
26/69

Elisha / DJ YOSHITAKA


・・・・・・私は信号を送り続ける。

誰かがこれを受信してくれると信じて。

ノイズが聞こえる。

どこかへ繋がったのか。

はたまた電波状態が悪いのか。

私は送り続ける。

いつかあなたに届くと信じて。




・・・誰か・・・私の声が聞こえますか?




あなたが側にいるのを感じる。

そこにいるんだよね?

わかってる。

必ずあなたに声を届けてみせる。




・・・本当はわかってる。

・・・届くわけないって。

・・・だってあなたは、もう。




ねぇ、見える?

私はこんなにも頑張ってるんだよ?

・・・届いてる?

・・・・・・。

あなたも私と同じ。

一人。

独り。

だから届けなきゃ。

だってそんなの寂しいじゃない・・・。


電気信号が数多もの世界を駆け巡る。

私の思いと共に。

私の思い出と共に。

果たして繋がるのかすらわからない。

それでも私は送り続ける。




・・・誰か・・・・・・私の声が聞こえますか・・・?




・・・ザザッ・・・・・・・・・




またノイズ。

一瞬、視界がリンクする。

これは・・・光?

なんて眩しいのだろう。

これがあなたが今見ている世界?

それとも私の記憶?

すぐに視界は暗闇に戻る。

そして私は再び信号を送る。

さっきまでより強く。

さっきまでよりも遠く。



あなたに会いたいよ・・・。

寂しいよ・・・。

あなたと話したいよ・・・。

悲しいよ・・・。

・・・誰か・・・私の声が聞こえますか?


・・・・・・誰か。




・・・・・・・・・・・・・・・聞こえますか・・・・・・?


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