表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うちの寺の墓地にダンジョンができたので大変です  作者: 海水


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/107

8.首実検と佐倉無双⑥


佐倉:誰かいるー?

太田:います

佐倉:今日はお疲れー

太田:無事に家に帰ってこれて、安心したら泣いちゃった

柏:ワカル

四街道:わたしらもあの時は泣いたもんね

足立:お疲れさま、今日はありがとう!

佐倉:お疲れー

足立:今まで風呂で泣いてた

足立:ハンターになる自信が無くなっちゃった

佐倉:大丈夫、あたしの絶望よりは軽いよ!

四街道:こんなこと言ってるけど智はチートだからね

柏:ンダンダ

佐倉:あによ、美奈だって葉子だってそうじゃん!

品川:おつー

渋谷:おつかれー

足立:乙

佐倉:おつかれー

四街道:おつかれさまー

柏:おつおつ

品川:今まで震えが止まらなかった

渋谷:マジで学校辞めようかと悩んでた

佐倉:わかる

足立:3にんともすごく強くなってるけど、あれ何で?

渋谷:それ!

品川:なにがあった

太田:あのおにーさん関係?

佐倉:まーそうねー

足立:佐倉は学校休んでから変わったよね?

佐倉:色々あっていま家を出て勝浦先輩と小湊先輩の家に居候してる

品川:なんで!?

太田:羨ましいんだけど、なんで?

渋谷:なにがあってそうなった?

柏:トモっち説明

四街道:わたしも詳しくは知らない

佐倉:じゃあ最初から説明するわ

佐倉:まず、おにーさんの家庭なんだけど、おにーさんとおとーさんのふたりぐらし、おかあさんは10年前の船橋スタンピードで行方不明

太田:いきなり重いんだけど

佐倉:おにーさんの家庭環境はおもいのよ

佐倉:で、おにーさん家は寺なんだけど、ある日突然墓地にダンジョンができた

品川:は?

太田:は?

渋谷:は?

足立:おかーさんがダンジョン関係で死んじゃったのにダンジョンができたの?

品川:ひどい

渋谷:むごい

佐倉:それを見つけたおにーさんとおじさんは調べるために中に入った

足立:ええええええ

佐倉:何かあったら近隣に迷惑がかかるからって聞いた

佐倉:おにーさんとおじさんはスキルを得た

佐倉:ふたりとも戦闘系ではないけどおにーさんがチートスキルだった

佐倉:直後にスタンピードしかも魔物がアンデッド

品川:は?

太田:は?

渋谷:は

佐倉:スケルトンが100体以上いたんだって

足立:いみわかんない

佐倉:で、おにーさんが何とかした

佐倉:おにーさんは自分のスキルを理解した

佐倉:数日に1回はダンジョンでスタンピードが発生

佐倉:おにーさんはそのたびになんとかした

足立:無茶苦茶すぎる

佐倉:おにーさんレベル9になる

品川:レベル9?

佐倉:ダンジョン発生から10日くらいだった

佐倉:おにーさんハンター講習を受けることにした

太田:順番が逆

渋谷:かわいたわらいしかでない

佐倉:ハンター講習に来たらあたし達と会った

足立:やっとつながった

佐倉:その時の講師が小湊先輩でおにーさんのレベルのおかしさにきがつく

佐倉:翌日勝浦先輩と小湊先輩がおにーさんの家におしかける

佐倉:おにーさんの将来性に気がついて囲みに入ったらしい

柏:パイセンの行動力がパナイ件

佐倉:先輩ふたりは寺にギルドを設けろと脅す

佐倉:おにーさん、ふたりの脅しに負ける

品川:は?

太田:は?

渋谷:は?

足立:は?

佐倉:ここからは勝浦先輩に聞いた話

佐倉:勝浦先輩と小湊先輩が船橋の副ギルド長に直談判しておにーさんの寺ギルドに異動する

太田:なんて?

足立:は?

佐倉:スタンピードが何回もあっておにーさんも死にかける

品川:は?

太田:まじで?

渋谷:は?

足立:ま?

佐倉:おにーさん、レベル10を超える

佐倉:その頃あたしはスキルがどうにもならなくてなやんでた

佐倉:相談したくて船橋に行ったら副ギルド長がいて話を聞いてくれた

佐倉:先輩たちが異動したときいた

佐倉:あたしのスキルなら寺のダンジョンで役に立つだろうって言ってくれた

佐倉:家出覚悟で寺に押しかけた

柏:トモっちスゲー

四街道:すごいよね

佐倉:おにーさんとおじさんは話を聞いてくれてダンジョンに入れてくれた

佐倉:あたしのスキルが初めて魔物にきいた

佐倉:あたしのスキルってアンデッド専用だった

佐倉:先輩たちが頭を下げてあたしを置いてくれって頼んでくれて

佐倉:おにーさんはあたしのスキルがあると助かるからって

佐倉:専属ハンター契約をむすんでくれて

佐倉:家を出てきちゃったから、先輩たちの家に転がり込んだ

佐倉:先輩たちは寺の隣の家をかりてる

佐倉:食事はおにーさんがつくってくれてる

柏:オニーサンオカンでワラウ

佐倉:あたしはまだ高校生でハンターにもなれてなくて親の認可が必要だって

佐倉:勝浦先輩とおじさんはあたしの家まで行ってくれて親を説得してくれて

佐倉:学校には通うこと、週1で家に帰ることを条件に認めてもらえた

佐倉:もうあたしはおにーさんとおじさんには頭が上がらない

佐倉:借りが多すぎて

足立:怒涛すぎる

佐倉:夏休み前の課題の時に美奈子と葉子が寺にきてくれて一緒にやることにしたけど

佐倉:2階に降りたら武者幽鬼と足軽亡者40体がいて死にかけた

柏:アーシは4回死んだ

四街道:わたしは3回

佐倉:あたしが3回勝浦先輩は4回小湊先輩は3回死んだ

佐倉:はずだった

柏:ぜーんぶオニーサンが何とかシタ

四街道:魔法も覚えさせられた

渋谷:いやいみわかんねんだけど

足立:もう理解を超えてる

佐倉:死ぬような思いをしてレベルも上がって

佐倉:船橋1階じゃ散歩にしかならなかった

佐倉:そんな感じ

足立:ごめん全く理解できてない

渋谷:いつ映画にするのこれ

佐倉:おにーさんはチートオブチート

四街道:先輩は国を亡ぼせるレベルって言ってた

品川:それやばすぎるんだけど

佐倉:今日のゴブリンのスタンピードも

佐倉:おにーさんが後ろにいるから自由に暴れられた

柏:ソレナ

四街道:ほんとそれね

佐倉:何かあっても何とかしてくれる安心感

佐倉:しつこく付きまとってた3バカもおにーさんにマッパにされた

佐倉:つ[写真]

品川:ぶははははは

渋谷:すっぽんぽんじゃん!

足立:これって美浦?

四街道:智に暴言はいたからおにーさんがぶちぎれて処した感じ

太田:うわー

柏:オニーサン、ちょいコワカッタ

四街道:智は大事にされてる

佐倉:普段温厚な人ほど怒らせちゃいけないんだって思い知った

柏:ホンソレ

柏:パイセンがガチ恋するのがワカル

柏:パイセンが暴言はかれたら船橋が燃える

柏:アーシじゃ止められない

柏:でもパイセンを間違いなく守ってくれる

柏:エンダァァァァ

品川:柏が壊れた

足立:おにーさんがヤバいくらい強い人ってのは理解した

柏:そんなオニーサンはさっきまでパイセンに説教されててしょげてたワラウ

佐倉:あたしらもさっきまでめちゃくちゃ怒られてた

四街道:なんとか出禁だけは勘弁してもらえた

太田:そんなひとにみてもらえるのかなあ

佐倉:おにーさんはかわいそうな境遇の子を見捨てられないタイプ

佐倉:あたしがそーだもん

佐倉:大丈夫!

佐倉:つぎはいつにする?

佐倉:寺の幼稚園は夏休みでおにーさんも時間が取れるから

足立:明日空いてる人

渋谷:ノシ

品川:ノシ

太田:(∩´∀`)∩

佐倉:ちょっとおにーさんに連絡とるわ

佐倉:おけまる

佐倉:勝浦先輩から録画するから覚悟しておけて言われたコワイ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ