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こういうことも、やめたい

作者: 灰皿


自分が何も持っていないことに気付きたくない

この時点で実は気付いてしまっているんだけど

逃げたい この事実から逃げたい


自分が生きている意味が本当に分からない

生きる意味なんて必要ないというだろう

でも要る 確かに要る


生きていくためには自己愛が必要だ

自分の顔が醜い 気持ち悪い

顔だけではない

身体も気持ちが悪いし、流れている血液も気持ちが悪い

心臓の動きを感じ取りたくない

存在が醜い


他人への愛は十分すぎるほどに持っている

自分への愛はまるでない

私は何も残してこなかった 成し遂げてこなかった

資格なんて使わなければ意味が無い

キーホルダーにも劣る

しかし使う気力もない

どうしてこの資格を選んでしまったのだろう

間に合わなければ意味がなかった

嫌な記憶を形にしてしまった


今まで私が嫌悪感を抱いてきた人間たちは、

本当に嫌いになる要素があったのだろうかとたまに思う

私が捻くれているから嫌いになってしまっただけで、あの時言われた言葉は至極真っ当な言葉だったのではないかと

だとしたら私は、何を憎んで生きていけばいい

私は私をずっと憎んでいる

これ以上憎むことが出来ないくらいに憎んでいる

精神障害者 頭がおかしい ずっと言われてきたこれらが本当だったら、私はどう生きていけばいい


親に お前は何で、何のために生まれてきた と怒られたとき頭が真っ白になった


それな

そうなんだよ

がちそれ、わかる

助けてくれよ バカヤロー


↑階段みたいになっちゃった


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