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-初仕事で命の危機!?-2P
僕は肩を竦め、カルマンを見つめる。
「はぁ、だるっ。さっき、俺が使っていた炎だ」
カルマンは深い溜め息のあと、なにかボソリと呟き、魂がなんなのかを教えてくれた。
「えっ……? わ、解った!」
なんて言ったのか解らないけど、あまり良いことを言っていない気がする。
不機嫌なオーラを全身にまとうカルマンに怯えながらも、未だにピンとこない魂、というモノをイメージするため僕は目を閉じる。
さっき見た炎を、カルマンに渡すイメージ……。
無色透明な炎をイメージすれば良いんだよね? 無色透明……? うーん、よく解んないけど……。
そう思いながらも、自分なりにイメージしてみた。
その瞬間、身体からフワリと、ナニカが抜ける感覚に支配される。そのあと、全身が急に重くなって目の前がチカチカし始める。正直、気分は最悪。なにこの感覚……。
それに、なにもしていないのに、疲労感が溜まっていくような気だるさは……。
僕は、なんとも言えぬ体の不調をを堪えつつ、カルマンからの指示を待った。
「魂を守護するモノがいないのに、よく立っていられるな。少しは見直した」




