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-メテオリット襲来-〔後半〕7P
なんでそんなに怒られなきゃいけないの!? もうヤダ! 絶対、この人とはなにがあっても仲良くできない! 嫌い! そん不満を内の中でぶつけながら涙声で、
「……。えっと……、その五……緊急事態に陥り、魂を遣う者が持つ魂が不足している場合に限り、その一の効力は無効とし、速やかに魂を遣う者に、魂を貸し出すこ──あっ!」
僕は要請ルールその五を読み上げ、魂を遣う者がなにを言いたいのか理解した。
そして、この魂を遣う者が誰なのかも。でもどうしてこの人のことを忘れていたんだろ? 初対面で最低な言動をしてきたから、脳が記憶ごと抹消したとか……? そんな困惑を抱えながらも、
「えっ……でも、君が言ったよね? 僕の魂は脆いって!? 魂の使命こん願者になるのは諦めろって! なんか矛盾してるじゃん……」
僕は緊急事態だという現実から目を逸らし、感情的になってカルマンの矛盾を指摘してしまった。
「おまえは俺になんて言ったんだ? その程度の覚悟なら、魂の使命こん願者なんておまえには向いていない! 温室育ちのおまえは家で、シコッて寝てろ!」




