76/1696
-メテオリット襲来-〔後半〕6P
僕は、魂を遣う者の言っていることが理解できず、キョトンと首を傾げ呆然とする。
この人は、なにを言っているの? だって僕、まだ仮登録中だよ? 仮登録中は、魂の使命こん願者としてまだ認められないはず……。それに、魂を捧げろってどういうこと? 色々な疑問が頭の中で渦巻いていく。
「魂の使命こん願者要請ブックを読んでいないのか?!」
そんな僕の態度に、魂を遣う者は荒っぽい口調のまま、呆れたように溜め息を吐き捨てる。
「えっ、えっと……い、今から読みます! あっ、えーと、魂の使命こん願者に要請できる条件その一、魂を守護するモノを持っていなと、えっと……? 魂の使命こん願者として認められないって書いてますけど……?」
さっき登録が終わったばっかりで、読めなかったんだから仕方ないじゃん! そんな不満を押し殺しながら、僕は今日受け取ったばかりの魂の使命こん願者要請ブックを手に取り、声を震わせ一つ一つ読み上げようとする。
そんな僕の態度に魂を遣う者は、
「おまえはバカか!? 命の危機ってモノはないのか? バカを晒さず、五をサッサと読め!」
そうイライラとした態度で、僕を怒鳴りつける。




