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-メテオリット襲来-〔後半〕4P
喉元まで出かかっているのに突っかえて出てこない。そんな魂を遣う者を警戒していると、
「他の連中は皆、教会に避難したはずだ。おまえはなぜここにいる?」
責め立てるような態度で僕を横目で捕え、状況説明を求めてきた。
「えっと……それは……」
流石に死人の魂を天へ還していた。なんて、口が裂けても言えない。どう答えるべき? 僕は無言で目を泳がせる。
そんな僕の思考なんて本当はどうでも良かったのかもしれない。なんなら僕が死のうが生きようが、この魂を遣う者にはなんら関係ないと思っているのかも。
そんな態度のまま魂を遣う者は、
「大かた初めて見る化け物に、腰が抜けて動けなくなった、といったところか。それよりもおまえ、魂の使命こん願者登録は済んでいるんだよな?」
そんな推測を口にし、魂の使命こん願者登録の有無を確認し始めた。
一瞬、良かった……




