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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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-メテオリット襲来-〔後半〕2P


 これは、半透明にほんのり薄翠色(うすみどりいろ)のシールドと、化け物の鎌がぶつかり合った音だったらしい。


 そのシールドが僕を守るように囲んでくれたおかげか、僕に危害が及ばなかったと……?


 これは不幸中の幸いと言って良いのかな……? うん、よく解んないけど、そう思うことにしよう。


 化け物の力は凄まじく、シールドとぶつかった衝撃波で、まだ無傷だった建物を一瞬にして粉砕していく。


 グシャッ。


 それと同時に、ガラスが砕け散るような鈍い音が、僕の耳を刺激する。


 えっ、なに!? そう思い周りを確認すると、どうやら魂を遣う者(シシャ)が、ボロボロな炎? を素手で砕き潰した音だったらしい。


「チッ、ゴミが」


 魂を遣う者(シシャ)は苛立ちを含む声色で、暴言を吐き捨てる。


 どうして炎が砕けるのか? その砕くという行為に意味があるのか? なに一つ、僕には理解できない。でもその行動を見た瞬間、なにか嫌な悪寒に襲われ、背筋にヒヤッと冷たい汗が垂れる。


 だけど、そんな僕の疑念なんて誰も気に止めることはない。

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