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-不法侵入と怪しい影-4P

関係者用のチップが埋め込まれているであろう通行許可証を僕に投げ渡す。


 ここにもアーム・ド・リーパーが? え、なに? 僕、もしかしてなんとなく来たくなったんじゃなくて、運命補正でもあったの!?


 いや、でもリクカルトは小さな国だ。


 広さはセレンディブと同じか、それよりも小さい。


 だからこんな小さな国のどこかに逃げようと思っても、十二の都市しかない。十二分の一の確率なわけだし偶然だよね。


 でもここにそのアーム・ド・リーパーがいたらどうしよう……いや、そんなことないよね?


 僕はそんな不安を覚えながらも、投げ渡された通行許可証を受け取り眺める。


 渡されたのは一つ。いつ撮られたのか解らないけど、顔をしかめてへんてこな顔をしている僕の顔写真が貼られている。


 こんな顔いつしたっけ? そう思うけど思い出せない。


 それよりも、カルマンはヘレナに僕と同じものを渡す素振りを見せない。


 ということは、どうやら二つしかないらしい。


 カルマンは本当に、僕と二人だけで調査しようとしていたのか……

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