表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

699/1665

-不法侵入と怪しい影-2P

はぁ──。また怒られる。


 なにも考えずにこんなところに来ちゃったなぁ〜。なんて反省しながらも、やっぱり関係者以外は立ち入れなさそうだから引き返そうと方向転換する。


「どこに行くんだ?」


「えっ?」


 見ただけで入れないと解るくらい厳重な管理をされているセレンディブ。


 なのにも関わらず、カルマンはなにを言いだすのか。僕は小首を傾げ、なにが? なんて顔をする。


「ここから入れそうね」


 そんな僕の態度を気に止める素振りも見せず、ヘレナはなにかがぶつかって空いたような少し大きめの……女性一人くらいなら簡単に入れそうな穴を指さし、セレンディブの内側へ入ろうとする。


 ちなみに、少しでも体制を崩せば有刺鉄線の餌食になりかねない。


 それに──。


「ダメだよ! バレれば怒られる騒ぎじゃ済まないよ!」


 このセレンディブは一言で言えばリクカルトが保有する稼ぎ頭であり、口外

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ