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-魂喰いじゃないけど魂喰いの討伐要請が来たらしい-6P

 僕の意思は反映してくれないの!?


 そんな気持ちが込み上げると同時に、涙が溜まる。


 だって怖いもん! やだよ僕、死ぬ勇気もないし、また死にかける気がするもん! 二度あることは三度あるって言うじゃん! もうカルマンと関わってから、僕二度も死にかけてるよ!?


 そんなことを思っていると、


「いちいち泣くなうっとうしい。俺が護ってやるんだから問題ないだろ?」


 なんて、結果的には毎回護ってくれてるけど、過程では毎回殺そうとしているようなカルマンに、空いた口が塞がらなくなった。


 だけどここで僕が口を閉ざすと、了承と受けとるだろう。


 そう思い、


「あのねぇ、カルマ──」


 そう言いかけたところでまた口を挟まれる。


「どうせ嫌だって言っても、リーウィンは強制になるだけだし、抗ったところで無意味じゃないのかしら?」


 最もな意見のように聞こえるけど、それ完璧、僕の人権も意思もなにもかも無視してるよ!? どーしてこの二人は毎回僕のそういう部分を無視しようとするんだ!

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