表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

676/1664

-ヘレナの意外な趣味-〔後編〕7P

慰めてくれようとしてるんだし、興味のある振りだけでも。なんて思いながら聞く。


「私がさっき試し打ちしたハンドガンが、近接戦用の銃だとすれば、これは遠距離用の銃と思えばいいわ! あっ、ランチャーよりかは威力は落ちるんだけどね」


 ヘレナはそう言いながら、いつでも撃てるわよ。という態度でルンルンとしていた。


「ヘレナってこんな趣味あったんだね……」


「まぁね! これも淑女の嗜みよ!」


 ヘレナはそう言い、対物ライフルをさっき撃ったミサイルランチャーとは別の方向にある、大きな岩に向かって撃ち込んだ。


 弾丸は凄まじいスピードで岩を砕き、それでも威力を落とすことなく鬱蒼と生い茂る森の方へ駆け抜けて行く。


「あら? 可笑しいわね……」


 ヘレナは不思議そうな顔をしながら、弾丸が飛んで行ったた方向を唖然として見つめる。


「なにが可笑しいの?」


「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ