表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

675/1664

-ヘレナの意外な趣味-〔後編〕6P

「もう! リーウィンは本当に直ぐ、ウジウジするんだから!」


 そう言い、僕の背中をパンッと一度叩いたあと、「次いでに対物ライフルの威力も見てみる?」なんて提案してきた。


 多分、ヘレナなりに僕を慰めてくれようとしているんだと思う……。うん。でもそんな感じで慰められると余計に惨めな気分になっちゃうんだよね……。


「じゃあ、お願い……」


 そう思うもヘレナなりの気遣いを無下には出来ないな……。なんて考え、僕はお腹いっぱいだったけど、ヘレナに見せてとお願いをした。


 ヘレナは任せなさい! と手をグーにして自分の胸へ持っていき、トンッと力強く叩いたあと、むせながら魂を対物用ライフルに変えた。


 自分の時でも力加減を間違えることがあるんだから、僕の骨を折ったことも納得。だけど、どうしてそんなに学習しないんだろ……。なんてヘレナを見ながら不思議に感じた──。


「私の手にあるこの対物用ライフルはね! 手動回転ボルトアクション方式って言うものでね……」


 僕がそんなことを考えていると、ヘレナはそう言いながら対物ライフルと言われるものを、ミサイルランチャー同様に、手馴れた手つきでボルトと呼ばれる棒状? のモノを引き、安全装置を解除しながら教えてくれる。


「これはどんな銃なの?」


 僕は、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ