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-ヘレナの意外な趣味-〔後編〕3P

「ええ、そうよ! 弾丸も魂で補えるからもしかすると、実際には存在しない銃弾も、創ることができるんじゃないかしらと思って!」


 ヘレナはてへ。っとかまととぶりながら笑う。


 ……? あれ? でも銃弾の残り数が〜。とかこの前、言ってなかったっけ? なんか矛盾してない?


「威力の違いはよく解ったけど……。銃弾を魂で補えるならどうして、銃弾が〜なんて言ったの?」


「そんなこと、言ったかしら?」


 ヘレナはキョトンと小首を傾げながら、そんなことを言った覚えはないといい始める。


「いや、言ってたから!」


「う〜ん。もしかすると、私のイメージの問題かしら? 銃って通常、マガジンに収納できる弾数が決まっているし……? 多分具現化できるようになって時期が浅かったから、弾数の制限が起こったのかも?」


 ヘレナもよく解っていない雰囲気で、多分そう! なんて、確信もないことを強く言い切った。


 イメージ……。あー、そう言えば、魂の使命こん願者(ドナー)の成れの果てに初めて出会した時、

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