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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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-メテオリット襲来-4P


 僕が触れることで、そんな人々の体にあった火傷や切り傷が奇麗に再生され、小さな光を放ちながらぽわっっと空へ登っていく。


 どうしてそんなことをしているのか? と聞かれても、僕自身、無意識の行動だから答えられない。


 ならどうしてそんなことができるのか? そう聞かれても、正確に答えることはできない。


 ただ、物心がついた時から、僕は他人の怪我を治したり、寿命を好きに操ることができた。


 まあ、人間や動物の寿命なんかは操れない。せいぜい、植物を早く咲かせたり、枯らしたりできる程度。治癒(この)力も万能じゃなくて、死ぬ運命にある人や不治の病は治せないし、自分の怪我や病気も治せない。


 他人にはない特別な力だけど、制約が多すぎて憧れの対象にもならない。本当に地味であんまり役に立たない。


 本当は、こんなことをしている暇なんてないのに、僕の意志とは無関係に体が勝手に動き、傷を癒していく。その心根には、亡くなった人たちが、死後の世界で幸せに過ごせますように。そんな祈りを捧げながら、できる限り多くの魂を空へ導いた。


 こんな非常時に、なにを呑気なことをしているんだ! そう思われるかもしれない。実際、僕もそう思っているから。


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