表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

654/1664

-懐かしい場所-3P


 神に選ばれし子(シト)同士が共鳴しあうことはないのは理解しているつもり。


 だけど……どこかで出会っている可能性もある。なぜ残りの四人のことは教えてくれなかったんだろう?


 僕は手を顎に添え、難しい顔をしながら眉をしかめた。


「おまえはずっと昔から、眉間にシワを寄せ考える癖は健在だな」


 僕が悶々と考えていると、脳裏に響いていた声が、再度音を奏で、そして白い魂のようなモノが目の前に現れる。


 どこか僕自身の魂にも似たその魂。だけど、それは似て非なるモノ。



 白に塗られ、キラキラと輝いている。



 僕はその魂に指を軽くあて、



「あなたは一体、誰なんですか?」


 そう口にした。


 すると魂は周りの黒を吸い込むように真っ黒に染まり、そして闇が消えていく。


 闇が消えた場所は青空を彷彿とさせる青が現れ、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ