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-メテオカフェ-4P

 いつ来るかな〜。なんてソワソワしていると、急にルフーラが脈絡のないことを口にする。


「えっ?」


 僕はなんで急に? そんなことを思いながら首を傾げる。


 多分、クルトもそう思っていると思う。


「あー。近々、数百年に一度、月が綺麗に見えるんだって」


 ルフーラはそう言いながら、僕の後ろに飾られた張り紙を指差す。


 僕は振り返りながらその張り紙の内容を確認し、言いたいとすることを理解した。


 そこには迫力のある大きな満月と『数百年に一度の奇跡を見逃すな!』という文面が。


 多分、ルフーラは天体に興味・関心があるんだと思う。


「メテオリットが出てきたらどうするにゃ?」


 そういうのは面白そうだから気になる。でもな〜。なんて思っていると、クルトが心配そうに口を開く。


 数百年に一度の通常より月が大きく見える日は数週間後。


 だけどここ最近、メテオリットの出現率が上がっている。


 無闇に夜の外出をするのは危険が伴う。そう思うのは、クルトも同じようだ。


「具現化できるし最悪、リーウィン(このひと)が使えなくてもどうにかなるでしょ?」

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